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不登校になった【かわいい(不登校の)子には旅をさせよ(ママにもね)】

こんにちは。不登校の息子を持つ母です。
息子がこの春から本格的に不登校になりました。予兆はあったのです。
小学校の頃から学校に行かない時期は定期的にありました。1年生の頃から行きたくない日、泣きながら行く日が時々あり、5年生のときがピークで行ったのは計3ヶ月くらいだったと思います。6年生は復活しほぼ通いました。

それが、中学に入り、1ヶ月くらい行かない時期、数ヶ月行かない時期がポツポツと出始め、2年生は半分くらいの出席率、3年生になったこの4月から完全に「行かない」と決心するという状況になりました。決心したのは子供だけではありません。親もです。

原因はわかりません。いじめはありません。友達もいます。性格は暗くはありません。どちらかと言えば明るい方です。本人に聞いても「学校や先生、生徒が性に合わない」との返答があるのみ。

うーん、困った。困りました。親として、もちろん、学校に行ってほしいというか、「行かないとまずいでしょう? 高校は? 中学にちゃんと通ってないと高校行けないよ? 中卒ってことになっちゃうよ? 将来行きていけるの?」という思いはありました。まず、義務教育ですから、行かないといけないわけですし。将来大丈夫か? 引きこもりになっちゃうんじゃないか?(というか、現在の状況は引きこもり…)だからといって、無理矢理行かせるのか?
私(40代)の子どもの頃はそうでした。だから、「そんなもん、引っ張ってでも連れて行けよ」という方もいらっしゃるのかもしれません。でも、追い込むのはどうなのか? 追い込んでいいことがあるのでしょうか? そもそも、今の時代、生き方は多様化していますし、少しずつではありますが、学歴の重要性も薄れてきていると思います。その傾向はこれからもっともっと強くなっていくでしょう。「それぞれがそれぞれの幸せを自分で見つけていく」ようになるのだろうと思うし、それが本来の人のあり方じゃないかと私は思っています。そう考えたとき、もちろん、すぐに受け入れられたわけではないですが、「学校へ行かないという選択肢もまぁありか」という結論に至りました。
ということで、現在、もともと通っていた中学に籍を置きつつ、N中等部をオンラインで受講しています。N中等部は評判がよかったので選んだのですが、結果として、今のところですが、よかったと思っています。本人は以前より明るくなりました。生き生きしているし、興味のあることも見つけました。N中等部の回し者ではありません(笑)。忖度ない感想です。

ですが、「学校に行かなくてもいいんだよ」と言うつもりは毛頭ありません。でも、「絶対行ったほうがいい」とも言えません。それは本人が決めることなので。息子の人生は息子のものです。結局決めるのは本人、自分の人生に責任を持つのも本人。未来のことは分からない以上、「学校行かないと人生が終わる」とは私は言い切れません。無責任でしょうか? いや、そもそも責任は持てないというのが正しい表現だと思います。

そんなこんなで、不登校生活は始まりました。これからそんな我家の不登校ライフ(?)を綴っていこうと思います!

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