休日不要

平日、ゴルフに来ている。
昼、クラブハウスで周囲を見渡すと、他の組はみんなシニアだ。
休日に比べて、組数も少なくゆったり回れる。
平日のゴルフは半額くらいまで値が下がる。

「働き方改革」の観点でも、日本の国力という観点でも、曜日の格差を平準化するという試みに焦点を当てたらどうだろう。
極端な繁閑の波がなくなることで、サービス業の商売は各段に安定する。
余暇を取る日が分散されれば、過ごし方の選択肢も増えるし、混雑も緩和され、余暇らしい余暇が過ごせる。

逆説的だが、土日は休みというのを止めて、あらゆる商売が常時稼働している状態こそ、一人ひとりにとってのゆとりを生む。
本当に祝祭的な意味のある祝日だけが残ればよい。
働き方改革を突き詰めていくと、そうなるはずだ。

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