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【仕事/婚活】KY活動~私が婚活に苦労する理由~

皆さんにも職業病はありますか?

私は舞台やテレビを見ていても
裏側が気になってしまう、
テーマパークに行っても
美術品や建築物などが気になるなどあるが、
これは私に限らず裏方さんのあるあるでもある。

もうひとつ、『KY活動』も
職業病のひとつかもしれないと
婚活をしていて感じるようになった。

KY活動、空気読めない活動では無い。笑

KY活動=危険予知活動
職場や現場作業を行う上で発生する可能性がある
全ての災害や事故を未然に防ぐための活動である。

高校時代から部活とはいえ
裏方に携わっていたので
『先を読む』『逆算する』『段取り良く』は
耳がタコが出来たほど言われてきた。
(出来るではなく出来た(´^∀^`))

例えば
高所から落ちるかもしれないから高い場所で作業を行う時はヘルメットを被る、
逆に高所作業の下を通って万が一ものが落ちてきた時に頭を守るためにヘルメットを被るなど
日常的なものから、

男性なら4人で持ち上げられ物が女性では厳しい、
その場合には人に怪我を負わせないためにも、
物を壊さないためにも女性が人工に入ってる時は
6人で持ち上げるなど、
その時の状況によって対処法を考える、

昼間の時間ならば足元が気にならない場所も
夜の外作業だと足元が見えなくなるから
暗くなることを見越して照明を用意しておくなど
今のことだけではなく経過も見越しておく、

などなど
KY活動の幅は多岐に渡る。

少なくとも高校時代、大学時代からの友人、裏方業界で働く人たちの多くはこれが身についているため、
私はこれが当たり前だと思って生きてきた。

が、
婚活を初めて見てこれが当たり前では無いのだなと思った。

お見合いのKY活動

お見合いも大体都内ならここ、横浜ならここと
お決まりの会場があり、
土日の日中はお見合いの男女で溢れ返っており
20組待ちなんてザラにある。

カフェによっては予約が出来るが
ホテルのラウンジだと予約が出来ない。

マニュアルやネットの情報にも書いてあるが、
予約が出来ない場合は約束の1時間前位に
男性が並び席を取っておく、
もしくは他に話せそうなカフェを探しておく、
という風に書かれている。

先日【はじめてのお見合い】を記載した時の
初デートの1時間前に席取りました連絡は
あながち間違ってはいなかった。笑

私も初めの方は意味が分からなかったが、
3回位お見合いをすると段々と混雑具合を把握し始めた。

私は45分位前には会場につき、
ロビーでプロフィールなどを読み返し
20分位前に約束場所に行くようにしていた。

2回目(対面お見合いは初)にお見合いした方とは
予約されており、席での待ち合わせだったので
15分位前に着席していたが、
お相手の方がわりとギリギリの到着で
会うなり「え?もうなんでいるの?早くない?」
みたいなことを言われ、
あまり早い行動も男性のプライドに触る?のかなと思った。

3回目の方は予約なしで一緒に列に並んだ。
お相手もまだ入会したてで、
「仲人さんに早くから並んだ方が良いと言われていたがまさかこんな状態とは思わなかった」と言っていた。
持病があり、電車移動も大変そうだったので気にしなかったが、
一応仲人によっては男性に早めの席取りを促しているようだった。

ただその後も割とギリギリに来る男性も多く、
(中には席取りして下さっていたり、列に並び途中の方もいた)
かと言って女性が席取りするのも
男性のプライドがあるかなと思い、
一応近隣の代替店だけは持つようにして
余程並んでいる場合には
「近くにカフェありました、
そちらでお話で良いですよ」と言うようにしていた。

というのも、
並んでおしゃべりしている間に
話題が尽きることが結構あったのだ。

私は並んでる間に話題が尽きて
席に座ってから話すことないですねとなるのも嫌で、

話題があったとしても11時の約束で列に並び
席の着けたのが11時半、
そこから規定の12時半まで話すと
1時間半になるわけで、
午後にもお見合いの予定を入れていると
席について30分でそろそろ…とも言えず
ヒヤヒヤした。

女性としては次のお見合い前に
メイク直しや御手洗にも行きたいし、
遅刻なんてしたら違約金がかかるし、
かと言って今目の前のお見合いでも
評価されている側なので、
結果、お見合いでもKY活動したくなった。

でも意外とそんな風に考えてる男性は少なかったように感じる。

デートのKY活動

何度かお会いしてお食事やお茶だけでなく、
少しお出掛けしませんか?となった時にも
同じである。

例えば中華街でご飯食べてみなとみらいをぶらぶらしよう、
江ノ島探索しようとざっくりとプランを決めていて
どちらも雨だったパターンがあった。

中華街の時点で土砂降りの中ランチを食べ、
男性はみなとみらいに行くつもりだったが
外は雨で歩くのも厳しい状態だったので
中華街内のトリックアートやアニマルカフェなど
室内で楽しめる場所に変えても良いですよと
提案してみたが、
決めてたプランがよかったようで
雨の降る中みなとみらいを散策した。

また江ノ島の時も雨天決行したが
男性のプランではフェリーで移動を考えてたようだが
悪天候のため運行中止しており、フリーズしていた。

その経験から天気予報を見ながら
雨だったら別案を早めに提案しているが
その話がなかなか伝わらない男性も多い。

逆に修学旅行かという程に、
集合場所の地図、おしゃれなランチのお店探し、
その後のお出掛け先のプラン、お茶の場所など
こと細かく計画してくれる男性もいる。

ただ私が夜に仕事が入ってしまい、
夕方には解散したい旨を伝えたところ
LINEで計画はどうしたら良いのか
テンパリはじめた。

私の都合なので申し訳なかったが、
水族館に行く予定だったので
そんなにおしゃれランチでなくても大丈夫なので
近くのお店でランチをして水族館を回り、
そこで解散にしたいと伝えた。

再度近くのランチの場所を決め、
御相手が予約してくれた。

当日約束のお店が入るとビルの前に来ると
どこのシャッターも閉まっていた。

たまたまいた工事の人に聞くと
その日は全館閉館だった。

慌てて彼に連絡するも連絡が取れない。
ウロウロしていると彼を見つけた。

事情を説明し、彼からはネット予約したから
予約出来てるものだと思ったと言われた。

私が予定を変更させたし、
彼を責める気は全くない。

だが、彼は明らかに混乱していた。

地図を調べると隣のビルにもレストランが多数入っていたので、そちらへ移動し、
予約してくれていたお店と同じくインド系のレストランに入った。

その後、水族館に行くも彼はあまり楽しそうではなかった。

後にこの日の話になった時に、
私に仕事が入ったことで不機嫌だった上
予約して店がやっておらず焦ったと言っていた。

私のような仕事のものは
(ほかの営業職もかも)
計画を細かく立てる丸一日デートは
KY活動というか柔軟に考えてくださる方でないと
お互いに傷つくなと学んだ。

あとはお会計でも、
たまたま現金しか支払いが出来ない店で
現金持ってないから立て替えて欲しいと言わたり、
(あとからATMに行き返ってきた)

定食を食べて¥1380など細かい金額の時に
「細かいお金ないけどどうしたら良いの?」と聞かれた時は、
「今は別会計出来るから大丈夫ですよ」と話したりした。

男が必ず奢るとも思っていないので
そこは良いのだが、

女子同士だと割り勘になりそうな時は
学生時代から崩してくる人が多いので
婚活を初めて驚いた。

おつりもKY活動しておけば安心。

今は男性がリードするという時代では無いが、
結婚相談所では未だに男性がリードすることが
推奨されているし、
お互いに評価され、される婚活では
先のことまで目配り気配りして損はない。
あとは臨機応変に対応。

最近の再認識

少し前に仕事で『高所作業』や『職長教育』の講習を
受講し、やはり仕事場の脳みそは『KY活動』を常に考えてる人が多いというか、
講習にまで出てくるのだからそうなってしまうと思った。

先日、テレビ局時代の外注さんと飲みに行った。
最近の仕事の話になり、ある現場の話の聞き途中に
私が「危険じゃないですか!?」と言うと、
「だろ?やっぱりそうだよな」と盛り上がった。

合わせて義理の御家族との旅行の計画は
移動時間や帰り時刻の考慮がないという話になり、
婚活でもよくあると上記の話と重なった。

さらさらっとフリーランスになる人もいるが
1つのクライアントとの契約だけで
よく転身するという話にもなった。

これも婚活上経験がある。
使ってない土地を畑にしたい、
よく行くオーガニック系のお店で話をしたら
実現するなら提携しても良いと言われた、
その店に任せようと思うと。

ん?提携というのはそこで出来た野菜をお店で使っても良いと言うだけで、
そのお店が畑を耕してくれる訳では無いのではないかと言ったら、そんなことは無いだろうという話になった。
結果、やはり私の考えていたイメージを先方から伝えられていた。

また仮畑などにした場合にどう広めるかと聞かれ、
まずは今はホームページでいかに見てもらえる内容にするか、
インスタなども使って広めるにも良い写真がないと惹き付けないから撮影も必要、
地域の人に愛されなきゃ行けないからチラシを作り挨拶回りなどを話したら、
「なんでそんなに色々考えつくの?」と言われたが、
わからない…。笑
仕事のせいだろうか。

別の方でも青年会議所に入っており、
年間の計画を見せられたが
「子どもたちのためになることをする」
「地域のために活動する」と曖昧に書かれており、
「応援してね!!」と言われた。

私は「子どもや地域のために具体的に何するの?」
と聞いてみた。

すると彼からは
「具体的に書いたら出来なかった時に文句言われるだろ?濁すのが仕事の基本だ。」と逆ギレされた。

私の仕事では
「適当に図面書いたんで、適当に製作してもらって
適当に施行してもらっていいですか?」なんて言えない。

お金の管理もあるし、場所に収まらなきゃ意味が無いし、何より安全が大事だ。

具体性のない夢を応援して欲しいと言われることは
婚活でもよくあり、
外注さんの話は驚きはしなかったが、
KY活動とともに生きてる私には外注さんの言いたいことは理解できた。

「ちぇり子みたいにこんな話ができる女居ないぜ」
と謎に褒められた。笑

そして、なんでそんな奴が婚活になぜ苦労しているのか分からないと言われた。

婚活に苦労する理由

逆に婚活に苦労している理由はここだろう。

頭ではKY活動は当たり前では無いと思っているが
心ではやはりKYを感じ取ってしまうし、
なるべく男性のプライドを傷つけないように考えつつ
でも自分の安全も守ろうとすると、
クタクタになってしまう。

どんなに気をつけた言い方をしても
そこに突っ込まれただけで逆ギレの人もいるし、
自分自身も気になることが気になり、
自己嫌悪となり、結果お断りする。

そんなこんなで仕事にも理解がある業界人が良いかもねという話になり、
外注さんが何人か話を聞いてくれることになった。
なんだかんだ業界はHSP気質の人も多いし、
┌(._.♡)┐アリガタヤー

でもKY活動、仕事上ではやはり好きな活動だ。




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