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雑文 中年天国

どーも二瓶です、わたしは3月で45歳になるんですけども、まぁしっかり中年に突入いたしておる次第なんですが、この中年という言葉、マイナスイメージを持っていると皆思ってるのではないでせうか。
「彼は少年のような人なの」と自慢する人はいれども、「彼?中年丸出し」これは悪口になってしまいます。悪口になるってことは中年がいい言葉じゃないってこと?って思うのです。
40歳になった頃、あー中年になったのだと溜め息をついた。体重が増える、食わなくても増える、代謝が落ちている証拠ですね。
同世代のみんなが体重増加に悩んでいる中、幼なじみは言いました。
「私が太っていても誰にも迷惑かけてない」
太って苦しむは自分自身、入らなくなった洋服を見つめて泣くは自分自身でございます。
体を鍛えている人に対して尊敬はします。
年齢を重ねても筋骨隆々であるということはストイックである証拠です。
ただ、私が思うのは猫も杓子も細けりゃいいというのは違うのではないか。
体質だってある。
細い自分が好きならそうなれば良いだけで、細いのが正義とするのは違います。
わたしは若い時の細い写真と今の写真を見て考えます。細いときは顔がこけていて貧相である、肥えた今、柔和な印象でなかなかよいのではないか。
洋服は入らなくなったけど、探せばサイズが合ってかわいい服がたくさんある。
人はみな歳を取ります、失くしたものを数えるよりもこれから先に待っているものに目をやることが大切ですよね。
中年、まだまだ人生の真ん中に足を踏み入れたばかりです。
若かった時には見えなかったことが霧が晴れたように道が見えてきました。
若者ではなくなったとき、私の人生終わった〜とかいうな。つまんないじゃん、そんなの。
生きてる今が最高にしていこうではありませんか、目指せ中年天国。
同士よ、求む。
偉そうにいっても自分のお腹をみつめると無我の境地になれませぬ、涅槃はまだまた遠い。
二瓶でした。

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