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私的文化。気に入っているものなど。

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助けてもらうことを乞えない文化と助けを求めるのが当たり前な文化。

助けてもらうことを乞えない文化と助けを求めるのが当たり前な文化。

一人暮らしをするようになって日本人以外のカナダや移民の友達が増えてわかったのは、困った時はお互い様という感覚が深く根付いている国だということ。
隣人に優しい国なのです。
これは移民の多さ、おそらく忙しさや人口の分布も関係しているのかもしれませんが、国民文化的に困った人を見たら助ける習慣ができているように思います。
同世代のこっちにいる日本人の友達は人によっては頼み事をしにくい人もいます。これは個人

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肩の力を入れず、本気で英語を習う。

肩の力を入れず、本気で英語を習う。

カナダに来て18年くらい経つのですが、前カナダ人パートナーが日本語使うのが大好きだったのと、たいてい家かキッチンで働いていたので、英語を使う機会も限られていました。彼と別れるまでは結構英語コンプレックスでなかなかパートナー以外の人とすんなり話すことができず、あまり上達せずにすごしてしまいました。
一人で暮らすようになってから英語を話す機会が増えてやっぱり話せるようになりたいと思い、暇を見つけてはチ

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バケーションリスト5。24時間カルガリー

バケーションリスト5。24時間カルガリー

さて、今回の10日間のバケーションで一番大きなリスト。友人カップルを訪ねカルガリーに一泊旅行。
カルガリーはバンクーバーから車で5時間、飛行機で一時間半。
都市自体に興味を持ったことはなく、この旅行を思いついたのも友人がいるからで、今回ちょうどお休みがあるし、特に旅行の予定もなかったのでカルガリーに足を伸ばしてみようと思い立ったのです。
LCCを調べるとなんと110ドルくらいで往復の便が見つかり、

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ボルダリングにハマっています。

ボルダリングにハマっています。

ボルダリングを始めて一ヶ月が経ちました。
かなり面白い。こんなに自分に合ってるとは思っても見ませんでした。
筋力がないのでまだ難しいレベルのものはできませんが、みなさん忍者のように壁を登っていて見ているのも楽しい。
ある意味、自分への挑戦というか、できないことに対する挑戦や克服をするメンタル面の強化トレーニングもできるような気がしています。
最近ちょっといろいろなことに一杯一杯で精神的に参っていて

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バケーションリスト2

バケーションリスト2

バケーションといえば旅行のイメージですが、地元にいてもバケーションは楽しめます。
普段時間がなくてゆっくりできなかった読書や近郊で気になっていても行く機会がなかった場所に行く。それだけでも十分な気分転換になり、楽しいものです。
10日間の休み中、自分なりにいろいろリストを作っていましたが、Boulderingという新しい趣味を見つけた次のリストはファーマーズマーケット。大きなマーケットは土日開催の

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バケーションリスト1。

バケーションリスト1。

Boulderingはかなり前から知り合いでしている人もいましたが、私には縁遠いもののような気がしていましたし、何年も前の脳震盪の後遺症が残っているのでなんとなく敬遠していました。
しかし前の職場では高い位置にものがあることが多く、ハシゴをよじ登ったり台をよじ登ったりするうちに、もしかしたらBouldering意外といけるんじゃ?と思ったのです。
気になってはいたものの、全く初心者なので、怪我や後

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食体験のために旅をする変人たち。

食体験のために旅をする変人たち。

取りたくてもなかなか予約の取れないNomaの予約が取れたから一緒にどうかという連絡が友人から届いたのは数ヶ月前で、即二つ返事をして同行することになりました。
Nomaの姉妹店であったInuaでインターンをして、その後にInuaにまた戻りたいと思っていたらpandemicの影響でお店は閉店、そこで一緒に働いたシェフたちとの再会もタイミングが合わずに果たせないまま4年。彼らの一部の人たちはNomaにい

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バンクーバーの夏。

バンクーバーの夏。

この街の夏は、なんといってもアウトドア。花やベリーの香りのする森、そしてビーチ。
友達と話していてどうしても海に足を浸して引き潮の海岸を歩きたくなり、行ってきました。
引き潮が満ちてきて浜が潮で満たせれていくのをぼーっと眺めたり、岩場に座って海で遊んでいる人たちを眺めたり、非常にリラックスした時間を過ごすことができました。
この二日間偏頭痛がひどかったのですが、海の効果か緩和されてきました。

中国茶体験。

中国茶体験。

ペイストリーシェフだったのを一転しアートデイレクターになった友人に招待されてプライベイトのお茶会に行ってきました。
その友人は中華系カナダ人なのですが、見た目は完全にアジア人だけどカナダで育った故に英語を話し、たぶん中国語も話せない?中国語もあまり読めません。カナダ人というと白人のイメージかもしれませんが、祖先がアジア系やその他の国から来たセカンド、サードジェネレーションもたくさんいるのです。

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バンクーバーでいちご狩り。

バンクーバーでいちご狩り。

カナダではyou pickと言って夏や秋に農家が畑を一般に開放して一般の人に果物やカボチャ(野菜はおそらくカボチャだけだと思います)を体験収穫できるビジネスがあります。日本でもありますよね。
ブルーベリーやイチゴが主流で、探すと結構たくさんの農家がyou pickを開催しています。
というわけで行ってきました。
とはいえ、楽しみのためではなくイベントの仕入れもかねて。
農家によってはアイスクリーム

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暗い話かもしれませんが。

のっけから重い話題かもしれませんがバンクーバーには大きな社会問題があります。ずばり、ホームレス人口の多さ。
ほとんどの人がドラッグ中毒や精神病なので、路上生活を好んでする方も多いようです。政府がシェルターを作ったとしても、彼らは住み付かない。
様々な理由があってみなさん路上生活をしているのですが、政府は無計画に彼らのテントを取り払ったりするのみで画期的な手段はないようです。
今日はバスを待っていた

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