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ケークサレはフランスの定番お惣菜ケーキ

本日紹介するのはフランスで親しまれているお惣菜感覚のケーキ、ケークサレです。

野菜とチーズをたっぷり入れた、カレー風味のしっとり生地の中に、かぼちゃやひまわりの種なども入れて心地よい食感もくせになるレシピです。

冷凍保存もできるのでレシピは分量を多めに組み立てています。

✅【材料と分量】26cmのケーキ型1台分
玉ねぎ 250g
人参 250g
塩 10g
オリーブオイル 100ml 
全卵 200g
エマンタルチーズ 130g
牛乳 130g
グラニュー糖 10g
黒胡椒 2g
アマニ 15g
かぼちゃの種 15g
ひまわりの種15g
カレーパウダー 3g
薄力粉 230g
べーキングパウダー 9g

170°Cに予熱したオーブン入れて50〜60分間加熱

1・野菜のコンポートの準備


まずは甘みと旨みのベースになる野菜のコンポートから作り始めます。玉ねぎはみじん切りにします。

細かくみじん切りにした方が早く火が入りますが、薄めのスライスでも構いません。

皮をむいた人参は、スライスして千切りにしています。素早く確実にスライスできるスライサーは使うと便利なので持っている方はスライサーを使ってください。

最後は千切りの人参を細かく角切りにカットして、下準備の完了です。

2・野菜を炒める


鍋にオリーブオイルをたっぷり入れます。サラダ油で代用していただいてもかまいませんが、オリーブオイルの方がケークサレの仕上がりの香りが良くなります。

先ほどカットした玉ねぎとニンジンを鍋の中に入れたら、必ず塩は初めに入れてください。野菜から水分がでてきて、旨味と甘みが引き出しやすくなります。

火加減は中火を保ちます。野菜全体が熱くなってきたら蓋をしました。

蓋をすることで鍋の中に熱が留まり、短時間で野菜に火が入りやすくなる利点があります。ただ蓋をしても野菜が焦げないように約10分おきに蓋を開けて中の野菜を混ぜてください。使用する鍋の種類や調理する環境によって加熱時間は異なりますが大体30分間火を入れました。

野菜全体が柔らかく、透き通るような見た目になったら野菜のコンポートの完成です。別のボールや器に移してあら熱を取っておきましょう。

3・ケークサレの生地づくり


野菜のコンポートのあら熱を取っている間、ケークサレの生地づくりを進めます。全卵をボールの中に割り入れます。殻が入らないように注意してください。

ホイッパーを使って全卵をよく混ぜます。続いてエマンタルチーズを加えます。ピザ用のチーズでも代用することができます。

牛乳を入れてグラニュー糖も加えます。こちらのグラニュー糖は、ケークサレをしっとりと保湿させるための役割で入れています。


爽やかな強い香りの黒胡椒もしっかり加えます。細かい粉末状のブラックペッパーでも構いません一度しっかり生地を混ぜ合わせます。

食感のアクセントとなる食材に選んだのは、植物や野菜の種です。フランスではスーパーなどで一般的に購入することができる食材です。

花の種、アマニ

花の種のアマニ、かぼちゃの種、そしてひまわりの種は、他の食用の種を代用する場合は、香りの特徴がない方が今回のレシピには好ましいです。

かぼちゃの種
ひまわりの種


野菜の甘みと相性の良いカレーパウダーも加えかて、僕の大好きな香りと味わいに仕立てます。もしカレーパウダーがなくても作ることができるのでご安心ください。

レシピは3gで紹介していますが、5gまで増やすと更にカレーの香りが強調されます

4・生地に野菜のコンポートと粉類を合わせる


野菜のコンポートは少し位、温かくても問題はありません。熱々でなければ生地の中に入れても大丈夫です。ゴムベラを使って優しく混ぜ合わせます。

野菜のコンポートはアツアツでなければ、生地と合わせても大丈夫です

最後に生地の中に、薄力粉とベーキングパウダーをふるいながら加えます。一度に入れると混ぜ合わせにくいので2回から3回に分けて粉類は少しずつ合わせます。

粉類と生地を合わせる時は、ゴムベラで生地を下から持ち上げるようにしてゆっくり混ぜ合わせてください。

また薄力粉は必ず振ってから生地と合わせてください。ダマになっていると生地とうまく混ざらず残ってしまいます。

5・生地を型に流し、オーブンで焼く

すべての材料を合わせたら型に生地を流し入れます。準備した型はテフロン加工の26cmの型です。

直接生地を入れても焼き上がった後簡単に取り出せる型です。心配な方は念のため、型の内側にサラダ油を塗ってクッキングシートを貼り付けてから生地を流し入れると焼き上がった後も簡単にケークサレを型から外すことができます。

170°Cに余熱しておいたオーブンで50〜60分間焼きます。

焼き上がったらケーキクーラーの上に置いて粗熱を取ります。

竹串などを指して生地がくっつかなければ焼き上がりの目安になります。

あら熱が取れてから型から外し、すぐ召し上がっていただいても構いません。

温かく食感も柔らかい出来立ては、野菜の甘味とカレーの風味もしっかり味わえるのでお勧めです。

ただ生地が温かいと包丁で切りにくいので、ベストな食べ方は、一度しっかりあら熱を取ってから、お好みの厚さにカットして、オーブンもしくは電子レンジで温めなおすととっても美味しく召し上がることができます。

もちろん常温のままでも美味しく楽しむことはできます。また作ってから1週間は冷蔵庫で保存することができる作り置きやお酒のお供にぴったりのレシピです。

一度に食べ切れなくても、3ヶ月間は冷凍保存もできるので、温め直していつでも食べられるお惣菜ケーキとして活躍してくれると思います。

冷凍保存する際は、粗熱が取れてからラップで包み、ジップロックに入れるかアルミホイルでくるんで冷凍保存してください。

しっとりとそして軽い口当たりの生地の中に、野菜の旨味と甘みを詰め込んみ異なる食感がとっても楽しいケークサレです。

前菜料理としても、また小腹が空いたときのおやつにしていただいてもいいですし、もちろんお酒のお供にも最適です。

フランスで親しまれているお惣菜ケーキをぜひご家庭でも作ってみてください。

https://youtu.be/8SmwxzLspRo

https://youtu.be/1g0p_FVCLV4

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Chef ichi

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