見出し画像

夜中に食べたいラザニア

本日はラザニアのお話です。

これから寒くなるシーズンに、家庭でもリッチで満足感も充分に味わえるラザニア。おもてなし料理としても喜ばれる料理だと思います。

画像1

ラザニアに欠かせないのがボロネーゼソースです。

ボロネーゼソースのレシピと美味しく作るポイントは前回の記事で紹介させていただきました。

Youtube動画でも詳しくボロネーゼソースの作り方を紹介しています。

さてラザニアにはボロネーゼソース以外に大切な要素があります。

それはパスタとボロネーゼソースの層のつなぎの部分になる白いルゥーを牛乳で伸ばして作るベシャメルソースの存在です。

ホワイトソースの名前で日本洋食店や家庭料理でも活躍する機会の多い、フランス料理の代表的でソースでもあります。

画像19

ベシャメルソースを作るのに必要な主な材料は3つ。

バター・小麦粉・牛乳の3つです。

作り方はとても簡単ですが、初めて作る方でも失敗しないポイントと合わせてお話いたします。

ベシャメルソースの基本的な分量は、バター1:小麦粉1:牛乳:10の割合です。今回ラザニアの作り方で紹介したベシャメルソースは、バターは40g使用しているので、小麦粉40g、牛乳400gの分量です。

まずはバターを鍋に入れてから弱火にかけます。

画像2

バターが全て溶けて、泡立ってきたところに小麦粉を一気に加えて小麦粉を炒めます。

画像3

絶えずヘラを使って焦げないように小麦粉を炒め、充分に小麦粉に火を通します。

小麦粉に火が入り始めると全体的にフツフツと泡立ってきて軽やかになってきます。

画像4

この時点で出来上がったルゥーに色を付けないように注意が必要ですが、ここではしっかりと小麦粉に火を入れておくことが大切なので、少しルゥーに色がついても気にせずにしっかりと小麦粉を炒めましょう。

そのほうが仕上がりのベシャメルソースが美味しく出来上がります。

ルゥーが出来上がったところに分量の牛乳を少量加えます。ルゥーと牛乳の温度差をできるだけ少なくしたほうが、ルゥーと牛乳は混ざりやすくなります。

画像5

そのため牛乳は温めたいたほうがダマができにくく、ルゥーと牛乳が混ざりやすくなりますが、作っている過程でルゥーを作った鍋は熱々なので、冷たい牛乳を注いでも牛乳はすぐに温まるので牛乳は冷たい状態でも問題ありません

牛乳は分量分を3〜4回に分けてルゥーと合わせていきます。

画像6

しっかりヘラで絶えず混ぜながら牛乳を加えていきます。

画像7

ヘラで混ぜにくいようであれば、ホイッパーに持ち替えて作業しても構いません。

画像8

最後に分量の牛乳をくわえたら、全体をしっかり沸騰させて塩、ナツメグ、白胡椒加えて完成です。

画像9

Youtube動画内では、ボロネーゼソースとのお相性を考慮してベシャメルソースには白胡椒の代わりに黒胡椒を使用しています。

ソースを落として筋ができるくらい濃度がついたらベシャメルソースの完成です。

画像20

今回のベシャメルソースは、ラザニアの一部に使用するのでより濃厚でリッチな味わいに仕上げます。

火を止めたところにパルメザンチーズを加えて更にコクと香りもプラスしました。

画像10

ベシャメルソースが完成したら後は、耐熱皿の上でパスタとボロネーゼソースを交互に重ね合わせます。

今回使用したパスタは、バリラ社の板状のパスタです。

画像11

こちらは下茹でが不要のためパッケージから取り出してからそのまま使用できるのでとても便利です。

とてももろく簡単に崩れますが、パズルのように組み合わせて使えるので形が保ててなくても使えるため安心です。

画像21

この板状のパスタを6杯使用して5層からなるラザニアを組み立てます。

耐熱皿の底にバターを塗り、初めにベシャメルソースとボロネーゼソースを少量だけ耐熱皿の底に広げます。

画像12

一枚目のパスタをのせたらベシャメルソースを50gほど広げて、続いてボロネーゼソースを100gほどベシャメルソースの上に広げます。

画像13

後はパスタ→ベシャメルソース→ボロネーゼソースの順番に繰り返して重ねていくだけです。

画像14

最後の6枚目のパスタを重ねたら最後はベシャメルソースを広げて、小さくカットしたモッツァレラチーズとパルメザンチーズをたっぷりふりかけます。

画像15

重ね終わったらオーブンで焼き上げますが、オーブンで焼く前に20分ほどパスタ生地に水分をなじませてから焼きます。

画像16

後は200度に設定したオーブンで20分焼いたら完成です。

画像17

旨味たっぷりのボロネーゼソースと、パルメザンチーズを加えてリッチな味わいに仕上げたベシャメルソースを組み合わせて作るラザニアは格別な味わいです。

画像18

表面にかけたたっぷりのチーズが、香ばしさと濃厚な味わいを強調してくれます。

熱々でもとてもおいしいですが、少し冷めてからの方が一体感があって全体の風味、旨味をしっかり味わいます。

是非動画を参考にして、極上のラザニアを楽しんでいただけると幸いです。

【ラザニアの材料と分量 3〜4人前】
*ベシャメルソース
無塩バター    40g
薄力粉      40g
牛乳      400g
塩         4g
パルメザンチーズ 40g
ナツメグ      少々
黒胡椒       少々

ボロネーゼソース 500g
パスタ生地(バリラ社)6枚
モッツァレラチーズ 50g(ピザ用チーズでも可)
パルメザンチーズ  10g
バター(耐熱皿の底に塗る用)

————————————————————
✅チャンネル登録はこちら
https://youtube.com/c/ChatelCuisineChefIchi

✅こちらもフォローして頂けると大変励みになります!!

✅【Instagram】
https://www.instagram.com/chef_ichi/

✅【Twitter】
https://twitter.com/chef_ichi

✅【Facebook】
https://www.facebook.com/shoichi.onose

✅【linkedIn】
https://www.linkedin.com/in/shoichi-on

Chef ichi

最後まで読んでいただきどうもありがとうございます。 感謝です!! Youtube撮影用の食材代として使わせていただきます。サポートしていただけると非常に助かります!