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ビビンバを食べながらLIGHTHOUSEを見る金曜の夜

Netflixを観ながら、初Uber eatsで頼んだビビンバをもぐもぐ頬張る。

金曜日の夜は、無性に自分を甘やかしたくなる。
「ご自愛タイム」をつくるのが大好きな私。

仕事にキリが付いたわけでも、何かをやり切ったわけでもないけれど。
ひとり時間のときは尚更、「ご自愛」が捗る。

そんな「ご自愛タイム」を過ごしている自分がうれしくて、遠くに暮らす妹に、

毎回「私、こんなに自分を甘やかしてる!」と、報告LINEを送る。

今週は、私につられて、妹も珍しく一人ディナーをして帰っていた。
ご自愛の連鎖、いいねえ!


キムチと牛肉に、とろーり卵がかかったビビンバを食べながら、夢中に観たのは、

星野源とオードリー若林のトークバラエティ「LIGHTHOUSE」



(以下、内容を含みます。)



カフェで隣の席になった二人の会話を、こっそり聴いているかのような距離感。
(実際二人が横にいたら大騒ぎしてしまう)

それも、二人の悩みについて。聞き耳を立てずにいられるわけがないよね。

全6話、もったいないと思いつつ、一気に見てしまった。

その中で二人が話していたことを少しだけ。


幸せだけれど、今の生活にどこか飽きてしまったこと。

大人になったら、だんだん悩みは減って、朗らかになれると思っていたのに、一向に悩みは消えないこと。

それでも、全てに満足したら、それはもう仕事をやめる時で。
でもきっと、自分たちは死ぬまで満足せず、常に何かを追い求めていくこと。


悩んで、もがいて、絶望して、「表現」という仕事をしているのだなあ。

だからこそ、二人が作り出す、音楽、エッセイ、お芝居、お笑いは最高に楽しいのだ。


言葉にすると、どうしても薄っぺらくなってしまうけれど、

日本で知らない人はいないほどの大スターの二人と、
自分を重ねられる所があることに、胸がいっぱいになった。


目の前の子どもたちに悩まない日はない。
あの言葉掛けで良かったのかな、この説明でよかったかな、
私は向いてないかもしれないなあ…でもこの仕事以外に見つかるだろうか。

悩んで、時には嫌になりながら、それでも生きていく。
それでいいじゃん、と言ってもらえた気がした。

後日、星野源ANNで
「誰かを救おうと思ってやっているわけではないけど、自分として面白い表現、素直な気持ちを歌にする、それにたまたま救われてくれる方がいるのが理想」というようなことを話していた。


これからも私は、源さんの作品に勝手に救われて、勝手に着いていきます。

あとね、「自分の音楽が1番と思っています」という星野源の言葉。
く〜〜〜〜〜痺れたなぁ〜。最高にかっこいい。

そして、毎回トークに合わせて曲を作るという、最高に最高を重ねた番組。
先に音楽は聞いていたのだが、番組を観てからだと、聞こえ方が変わってくる。

一つ一つの言葉を、心にしまっておきたくなる、大好きな作品だ。

どこからでも、何度も、いつまでも楽しめる。
ありがとうLIGHTHOUSE。


人生がまた面白くなりました。



まだ観ていない人は、ぜひ。

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