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あのとき合格通知を手にしていたら

「もし、あさちゃんが大学受験に1年で受かっていたら出会ってなかったよね」

「いや、そもそも高校受験で志望校に受かってたら出会っていなかったよ」

受験で“合格をもらうこと”を成功と言うのなら、
私は、ことごとく受験に失敗している。
高校は第3志望の学校だったし、大学は現役では受からなかった。

友達と一緒に志望校に行けなかった。
目標を達成できなかった。
私なりに一生懸命頑張っても、結果を得られなかったことにコンプレックスがあった。

昨晩日記を書きながら、お風呂上がりの夫に
「2年前の今頃は、お互い住んでるところが遠かったから2週間に1回くらいしか会えてなかったんだよ!覚えてる〜?」と言ったことから、「もしもの話」に発展した。

「もし、あのとき更に転勤になっていたら、今一緒にいれていないかもね」
「たしかに!」

私たちは共通の友達のおかげで出会った。
「もし〇〇と同じ講義を受けてなかったら、絶対に出会うことはなかったよね」
「あのとき、飲み会に行ってなかったら、紹介してもらってないよね」

もしもを遡っていくと、「高校受験で私が志望校に受かっていたら、出会っていなかった」というところまで辿り着いた。もっと過去の選択も影響しているだろう。生まれた時から、ずっと選んできているのだから。

夫と出会ってなければ、
別の人と結婚していたのか、
まだ実家にいたのか、
憧れのワーホリに旅立っていたのか、
今違う幸せもワクワクもあっただろう。

もし、別の選択をしていたら、今の幸せはない。
一つでも違う選択をしていたら、全く別の人生だっただろう。

選ぶことは、どちらかを選ばないことでもある。

これからも私は選ぶし、選ばない。
「こっちを選んでよかった」と思える生き方をしたい。
「違う方を選べばよかった」と思いながら生きていくのは嫌だ。
選んだ自分を幸せにしていきたい。
いつも今が1番幸せだと思って生きていきたいよね。


結婚して1年くらい。
毎日一緒にいることが当たり前になっていたからこそ、
「もし、一つでも選ぶ道が違ったら今一緒にいなかったのか〜」と思うと、目の前に夫がいるのに、ちょっと寂しい気持ちになった。
当たり前じゃなくて、有り難いこと。

いつも忘れないことはむつかしいけれど、たまには思い出したいなと思った夜でした。

今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます🌼
昨日、フォロワーさんが200人になりました!ありがとうございます☺️
自分の書いた文章をたくさんの方に読んでいただけることがうれしいです。
ズボラな私ですが、これからも書き続けていきたいです。


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