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東京

無音と豆電球だけのこの部屋が
今の僕にはちょうどいい

慣れていた東京の暮らしは
なんだか僕には似合わない

だけど逃げることすらできなくて
逃げる勇気すらなくて

桜が散るのと同じころ
僕は僕じゃなくなった

光が差し込むその日まで
僕は僕をそっと閉じ込める

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