小さい頃は伝記を読んだね 豊臣秀吉、織田信長、野口英世、夏目漱石とか、二宮尊徳、キュリー夫人、ベートーベン 何回も読んだよ、好きだったから、伝記が だから、自然と歴史が好きになったよ、でもね 兄貴が、読み出したんだよ、漫画を 「キャプテン」だよ、ちばあきおの単行本 同じだよ、兄貴と俺は、好きになったよ「プレイボール」も そしたら今度はね、兄貴は「しろばんば」って言う小説を読んでたんだよ そう、俺も読んだんだよ「夏草冬濤」、「北の海」井上靖から始まったんだよ、俺
首がね、ちょっと動くのが見えたんだよね 確かに動いたよ、左に傾いたよ テレビの画面越しに私は見た だから、ホッとしたんだ セナは生きてるって イモラはね私も走ったことがある ファミリーサーキットだけどね タンブレロカーブ あそこはスピードが出るんだよね ステアリング故障って、本当？ 悲しいなあ…本当に悲しい その日初めて人の死で悲しくなった 音速の貴公子 すごい表現、彼にピッタリ 日本語もすごいじゃないか 音速は出ないよね、F1マシン 貴公子じ
いつも小さい頃の話をする 四大公害をご存じだろうか 私の在所の近くは 四日市ぜんそくという公害の近くだ そこでなくとも、空は晴れてても 光化学スモッグといって 霞んでていた それは、本当に終わったの？ 今は、SGDsですか 強姦の被害者のケア問題 痴漢の勘違い問題 小児への暴行問題 答えは見つかりましたか でも、LGBTの方が大事ですか ハードルは一つずつ超えていくもの 超えないうちに果たして次のハードルは超えることができますか 目の前を、足元
人は身勝手だ ないものねだりが多すぎる 私も、当然その仲間 何もないとつまらない 何かあると面倒くさい 仕方ない、自分も反省する必要がある でも、このところ 私の身辺は、平和そのもの 鳥の羽ばたく音でさえ心に染みる 忙しい時には、動物や植物のことなど気にしない よっぽど神経を傾けないと、自然の出来事には無頓着 ただ、それは、自分に見えないだけで 確実に、一歩一歩 何かが起こる準備は進んでいる 何処かで、私が今気づかぬ、知らないところで、 企みは、
ハンカチを握りしめたことがありますか ギュッと握りしめる そう何かを堪えるために ハンカチを握りしめる ダメッ、誰かに堪えてる表情を見透かされては ハンカチを握りしめる あなたがもし目の前の人が 本当はつらいんだろう、と案じるとき その人の隠れた両手に、ハンカチがあれば それは見ないで上げてほしい 芥川は書いた 手巾という小説の中で その状況を、、、見事に描写した その文を見ただけで涙がじわる 嗚呼、私はどうしたらいい？ #私の作品紹介
君の為なら何でもできる気がするよ 君の為なら何でもするよ 君の声がする 僕はいつでもその覚悟ができているんだよ 現に今でも君が来いというから来たじゃないか その為なら障害はなんでも飛び越えることができる こんな僕にしたのは君のせい 僕をおもちゃにしたのは君のせい こんなに僕をダメにしたのは君のせい 後悔はない 懺悔もない 嫉妬もない 君さえいれば 君さえ今いてくれれば 君さえ今いてくれて笑顔だけ見せてくれれば #私の作品紹介
朝霞が晴れかけている ごくりと息をのむ 笠を絞める紐が汗で濡れて何とも気持ち悪い 草陰に隠れている 両手には槍が夜露に濡れている 先程食べた味噌握りが口の中に残っている 歯に挟まった米粒を舌ではい出そうとした 中々うまくいかない そんなとき太鼓の音がした と同時に朝日が木々の緑に色を付けた 鳥が鳴く 歓声か、喚き声か、怒声か、それぞれが地響きをつくる 不意に笠のうえを、馬が飛び越えていった 私は驚きそこに身を伏せた じっと地面を見つめる また息を
この気持ちを分かり合えたら どんな気持ちで皆はここに記すのか それは人それぞれ その中の一つに、共有もあると思う そこに書かれた事に同意、同感する それを求めるためにここに記す 私もその中の一人 だがその表現をしきれない時がある 今がまさにその状態 私の今の気持ちを具現化する言葉が見つからない 修行不足か、まだまだだな 無知の知までも行かない、習得不足 もっともっと、書物を読まなければ その表現の桃源郷に辿り着けかなくては と意気込む私の横で、彼女
こんなわたしでも いつでも最高を求めている 素晴らしい表現を目指している そうじゃなければ記す必要がない 私の場合はだよ 表現のみで人を感動させる しかも書のみで それができたなら それはその人の一生の記憶に残る まず、誰でもいい その一人にだけ感動を与えたい それが私の今の目標 多分一生の目標になる 目標を見つけることが出来たただけで私は幸せである そのために血反吐が出ようとも その誰かを、書で、感動させれたら 私は、勝ちである 私は、それ
失われた３０年とか ３０年間の皺寄せとか ネガティヴに物事を捉えて楽しいですか？ 果たして、バブルの時、みんな踊り狂ってただけなのでしょうか？ ゆとり世代はなぜ生まれたのか？ 石油枯渇問題はどうなったのか 公害問題はどのように解決したのか 受験戦争とはどういうものだったのか？ 交通戦争とはなんぞや オイルショックとはどういうことか 高度経済成長期に何が起こったのか 湾岸戦争での日本の立ち位置は？ どれだけの災害が日本にはあったのか 海外支援をどれだけ
僕は「書生」という言葉が好きで 一時期書生になりたいと思っていた ただ世間ではあまりいい印象ではない 僕の祖父が、ある巨匠の書生をしていたとか そんな不確かな情報でも嬉しい 僕の祖先も同じような考えをしていたのかなと思うと 感慨深い 書生 書に生きるという意味なのか 実際の意味は苦学生みたいなものか それから、作家になる人もいた 作家＝詩歌、小説、絵画などの芸術作品の制作者。特に小説家 ググると作家の意味はこうだ 小説を書く人は小説家、絵画を描く人は
街に流れる、音楽につい耳を傾ける とても今の気分には乗らないリズムだ 片手にバーボンをぶら下げて 歩幅は短いがゆっくりと歩く 奏でるんじゃないよ、弾くんだよ 違う、その調子を上げるのはまだ早い！ どうでもいいじゃん 自分の心の調子に合わせてるだけだよ 言葉はいらない 気持ちを表せよその楽器で 少しはいいリズムになったんじゃないか でも、俺の耳には聞こえないよ 銃声が既に俺の耳を奪っていたよ そうかい、明日はまた違う音楽を鳴らすさ #私の作品紹介
ちゃんと歴史を習おう それが難しいのもわかってる それなら、極最近の現代史だけでもいい そう、戦後史でもいいよ それを習おう どんなことが起きてどんなブームがあったのか それぞれどんな結末を迎えたのか それを知ろう、習おうよ、最低限 それから、自分の意見を纏おうか 云、できれば明治維新後の歴史でもいいか それから、政治的発言をしようか 私は、しないよ 或る程度勉強したから と言うか、経験したから 今、起きてることは、全て繰り返しだから 枠が変わら
まぐれで会う人っているよね ほんと、そんなぐうぜんってあるの って感じの出会い あるよね またね、その逆で会うはずだったのに 会えなかった人もいるはずだよね そのどちらが重要だったかは、別の話 偶然を蓋然に思うことはあるかもしれない でも、その偶然の出会いが、悲劇的な結末で別れることもある それを経験すると それからの人生に変な経験値が上がってしまう 私そんな経験をし 麻紀という名の女を好きになった ゴメン、変なこと思い出した マキという名に弱いな
僕のその感覚が 誰にも理解されない それを理解されないということは 僕のことを肯定できないわけであって その肯定を誰もできないということは 僕の存在を誰も認めてくれないことだ 山は大きいなあ 僕は登山が苦手だ 挑戦も嫌いだ 壁を超えるなんてしたこともない 僕に残った武器は 叫ぶしかない 山の向こうにいる誰かに 僕はここだと 叫ぶしかない #私の作品紹介
まだわからない わからない、何故そうなるのか 自分に不甲斐ない ”I love you”の日本語訳が どうして”月が綺麗ですね”となるのか すごい比喩を駆使しているのだと思う 愛してる等と当時の日本人は使わないから ”月が綺麗ですね”となるのだと それを言われたご婦人は 告白されたと思うの？ そうですね、月が綺麗ですねと返すだけじゃあねえの？ でも、 私は その意訳が大好きだ 今度、愛する人が出来たらこのように告ろう ”あなたは、あの月と同じよう
