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MicrosoftとGoogleの動画生成AIサービス

今年は、動画生成AIが騒がしくなりそうです。

大きな話題になったのは、年初にOpenAIが発表したSoraという動画生成AIです。紹介している記事を1つ紹介します。

まだ正式リリース時期は明記してませんが、現時点ではAdobeが一早くSoraを動画編集製品Premire Proで提供する発表がありました。

競合でも、動画生成AIで興味深い動きがあります。

1.Google

4/10のイベントで、動画生成AI”Google Vids”を発表しました。これから提供開始されるようですが、下記サイトが比較的に詳しく解説していたので紹介します。

Googleが提供している企業・個人向け作業スペースWorkspaceで提供する1アプリで、Geminiを通じてテキスト指示で動画を生成します。
2024年6月にテスト版が Workspace Labs で公開予定だそうで、出たら早速触ってみようと思います。

余談ですが、Sora発表の直前に、Googleは動画生成AI”Lumire”も発表しました。・・・が、見事にSoraに話題を持っていかれた形になりました。偶然でないとしたらなかなかえぐい戦略ですね。


2.Microsoft

4月上旬に、VISA-1と呼ぶ動画生成AIを発表しました。公開サイトを基に分かりやすく説明したサイトを紹介します。

1枚の写真から動画を生成します。これをもとにしたモナリザを動かす動画が衝撃的でした。

どのように提供するかはまだ明かしてはいませんが、社会・産業に良くも悪くも色々と波紋を投げかけるのは間違いないと思います。

大手企業に限らず、高スペックなPCと技術力で個人でも近いことはできてしまう世の中です。

今からでも、見た動画は全てフェイクかもしれない、と疑ってかかる(安易に共有しない)姿勢が個々人に問われてくると思います。

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