ちゃた

とりあえず書いてみよう。憧れの女性は森下万里子。

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最近の記事

勇者「か゛か゛」の遥かなる旅路。(ドラゴンクエストIII そして伝説へ…)

きょう5月27日は、初代『ドラゴンクエスト』の発売日。もう38年も前になるのだな。生まれたばかりだからさすがに遊べなかったけど、『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』が発売するころには4歳になっていた。 『ドラクエIII』は、僕が人生で初めてプレイしたRPGだ。勇者の名前は「か゛か゛」。なぜこんな名前をつけたのか、自分のことながらさっぱりわからなかった。……数年前までは。ムスメが練習で書いたひらがなを見て、長年の謎が解けた。いわば当時の私は、濁点にハマっていたのだ。きっ

    • ムスメの文字は、どせいさん。(MOTHER2 ギーグの逆襲)

      今週、小学校に入学したムスメは、手紙を書くのが好きだ。「べんきょうしたよ」とか「だいすきだよ」とか、「ぽけもんかーどほしい」とか。折り紙の裏やレターセットに絵や文字を書いて、週に何枚も渡してくれる。 ちょっとだけ照れくさいけど、その何倍もうれしく思う。自分の気持ちを形にして、誰かに伝えられること。仕事でも友だちづきあいでも、大事なのはそこだ。 ◆ 実家のゲーム部屋の壁には、額縁に入った父の似顔絵が、もう30年以上も飾られている。妹が4歳ごろにクレヨンで描いた絵を、父がい

      • 郷愁!サイヤ人。(ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人)

        あまりにも唐突だけど、ファミコンソフト『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』の話をしようと思う。これがねえ、じつに名作なんですよ。 まず、BGMがいい。ラディッツ&ナッパ戦のBGMがとくによい。いまでも小学校の友達に会うと、鼻歌でデュエットしてしまうくらいだ。 つぎに、原作再現がいい。ゲーム中ではもちろん悟空が飛び抜けて強いのだけど、時間をかけてレベル最大まで上げると、悟飯のHPと戦闘力が悟空を超えて、Z戦士の中で最高値になる。原作のセルゲームの展開を見越したようなパラメー

        • なつやすみの原体験。(ポケットモンスター 赤・緑)

          『ポケットモンスター 赤・緑』が発売されたのは、1996年2月27日。今日で28周年だ。……28周年! もうそんなに経つのか。 ムスメもポケモンが大好きで、保育園でもみんなでポケモンの話をしているみたいだ。親子二代で楽しめるようになったコンテンツは、子供により手をかけるようになったいまの時代、じつに強いよなあ……と思う。 ポケモンの生みの親である田尻智氏。ポケモンシリーズの原点が、氏の昆虫採集体験にあるのは有名なエピソードだ。 初代のポケモンが爆発的に流行したのは、当時

        勇者「か゛か゛」の遥かなる旅路。(ドラゴンクエストIII そして伝説へ…)

          僕らがゲットしたものは。(ポケモンメザスタ)

          先日、大阪のポケモンセンターで、ムスメと『ポケモンメザスタ』をプレイしていた。『ポケモンメザスタ』とは、ゲームセンターやデパートに設置されているポケモンのアーケード筐体。ボタンを連打してポケモンバトルに勝利し、捕まえるとそのポケモンの「タグ」が手に入る。そのタグを組み合わせてパーティーを組み、さらなる強敵に挑む……というゲームだ。 基本プレイは100円ながら、「いま100円を入れると捕まえられるぞ!」みたいなイベントが頻繁に発生。時間制限もあるし、レアなポケモンを目の前にし

          僕らがゲットしたものは。(ポケモンメザスタ)

          いつか、君といっしょにスマブラを。(大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL)

          ◆はじめに こんにちは。ちゃたです。寝椅子さんが主催されている「スマブラAdvent Calendar 2023」に参加させてもらいました。2016年以来だから、7年ぶりですね。 私は4日目の担当です。3日目はゲーム好きの和菓子さんによる、ゲームキューブ コントローラの通信に関するお話でした。人生の半分以上をいっしょに過ごしているGCコンに、こんな秘密が隠されていたなんて……! ぜひ読んでみてください。 ◆自己紹介 スマブラDXの初期から活動している青ネス使いです。D

          いつか、君といっしょにスマブラを。(大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL)

          だから、僕はスマブラが好きだ。(大乱闘スマッシュブラザーズDX)

          僕はスマブラが好きだ。いまでもオフライン大会に観戦に行くし、履歴書に「特技:大乱闘スマッシュブラザーズ」なんて書いてしまうし、若いころは全国各地の宅オフに何度も遠征していた。極めつきには、スマブラで知り合った友人と攻略同人誌まで作ってしまった。 そう桜井さんは言っていたけれど、人生の一部どころか「スマブラこそが人生!」というプレイヤーは、決して僕だけではないはずだ。 だから僕は、15年前のその日もスマブラDXで対戦していた。相手は弟くん。正確には、新しくできた義理の弟だ。

          だから、僕はスマブラが好きだ。(大乱闘スマッシュブラザーズDX)

          若葉のついた青いことばたち。(桃太郎電鉄X 〜九州編もあるばい〜)

          先週、『桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~』が発売された。年末が近づくと、コタツに入って桃鉄をプレイしたくなる。 桃鉄シリーズは、地元の友達と、それはそれはたくさんプレイした。FCの初代『桃太郎電鉄』から始まり、PCエンジンの『II』、SFCの『III』『DX』、PSの『7』『V』……。それからPS2の『12』まで、毎年新作をプレイしていたっけ。 小学生のころは、「666カード」や「冬眠カード」での妨害合戦が多かった。「桃鉄で地理を学びました」というのはよく

          若葉のついた青いことばたち。(桃太郎電鉄X 〜九州編もあるばい〜)

          友情はコボルトよりも弱く、トーレナ岩よりも消えやすい。(ドカポン3・2・1 ~嵐を呼ぶ友情~)

          急に『ドカポン』をやりたいなあ、と思い立って、現行ハードで遊べる作品を検索してみた。ふむふむ、『ドカポンキングダム コネクト』が最新作なのだな。 ドカポンシリーズは、RPG要素のある、多人数用のボードゲーム。最新作はオンライン対戦もできるみたいだけど、やっぱり友達とオフラインで遊びたいかな。 ドカポンはなんというか、その場の空気感を楽しむべきゲームなのだ。どんな多人数用ゲームもそうだろうけど、ドカポンはとくにその傾向が強いように思う。CPUやネットワーク越しの他人との勝負

          友情はコボルトよりも弱く、トーレナ岩よりも消えやすい。(ドカポン3・2・1 ~嵐を呼ぶ友情~)

          フローラ派の僕と、ビアンカ派の父と。(ドラゴンクエストV 天空の花嫁)

          ビアンカ派か、それともフローラ派か。きょう31周年を迎えた『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』を語るうえで、避けては通れない話題だ。 結論から書いてしまうと、僕は断然、フローラ派である。 SFC版は3周したからビアンカも選んでみたし、DS版ではデボラを選んだ。 ゲーマーとしては、すべてのルートを辿っておく必要がある。それはしょうがない。ただ、誰かひとりを選ぶのなら、僕は迷わずフローラを選ぶ。 クラスの友だちに聞いても、ビアンカ派が圧倒的多数だった。当時は小学2年生。恋愛の

          フローラ派の僕と、ビアンカ派の父と。(ドラゴンクエストV 天空の花嫁)

          今日の日を、やさしい気持ちで(映画『マイ・エレメント』)

          日曜に、映画館でムスメと『マイ・エレメント』を観た。『ポケモン』はしばらく映画をやらないし、『プリキュア』や『すみっコぐらし』の映画もまだ先だ。言ってしまえば消去法で選んだのだけど、とてもいい映画だった。 驚いたのはテンポのよさ。とくに前半は、話がトントン拍子に進む。動画を倍速再生する人が増えているようだし、現代の映画はこれくらいのスピードが必要なのだろう。恋愛が話の主軸だしテンポが速いしで、ムスメがついていけるか心配だったけど、ピクサーらしい丁寧な映像表現をそこそこ楽しん

          今日の日を、やさしい気持ちで(映画『マイ・エレメント』)

          ドラクエの発売日には、ドラマがある。(ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君)

          2004年11月27日の、午前6時20分。 ゲームショップにとって、ドラクエの発売日は何年かに1度のお祭りだ。だから開店時間を3時間も早めたし、手書きのポップも作ったし、掃除だってすみずみまでやった。シャッターの前ではすでに、お客さんが長い列を作っている。 ダンボールにぎっしり詰められたドラクエⅧのパッケージ眺めながら、僕は9年前の、ドラクエⅥの発売日を思い出していた。 スーパーファミコンでドラクエⅥの発売日が決まると、僕はすぐに近所のおもちゃ屋さんへ予約に走った。

          ドラクエの発売日には、ドラマがある。(ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君)

          君といっしょに、育児のダンドリを。(ピクミン4)

          寝る前に、妻と『ピクミン4』を進めている。本作のすばらしい点はたくさんあるけれど、協力プレイもそのひとつだ。小石のエンゴ射撃だけでもそこそこ強力だし、アイテムのサポートもじつにありがたい。しっかり援護している実感が得られる作り。いいバランスだなあ。 「まず道を作ったら?」「オッチンに運ばせるのはもったいなくない?」「すぐピピーってして!」ダンドリに関しても、わいわい話しながら進めている。とてもとても楽しい。 もうそろそろ終わろうか。そう思っていた24時過ぎ、2階からムスメ

          君といっしょに、育児のダンドリを。(ピクミン4)

          プレイヤーとゲームをつなぐもの。(ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム)

          ある日の夜、自宅のリビングで『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』をクリアした。いやもう、すばらしかった。まさかあの前作を、ここまで超えてくるなんて。 心に残った場面はたくさんある。だけど、いまでこそはっきり覚えているこの記憶は、数週間、数か月、数年が経つごとに薄れていってしまうのだろう。それこそ、現実の記憶と同じように。だから、いま心に残っているハイラルの風景を残しておきたい。この記憶が薄れてしまう前に、ウツシエを撮るがごとく、思いつくままに書き残しておこう。

          プレイヤーとゲームをつなぐもの。(ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム)

          このまま電車のれば 二度と会えない気がして(ペルソナ4 ザ・ゴールデン)

          ふと思い立って、noteを始めてみます。 ゲームの話が多くなりそうです。 -- 発売日から少しずつプレイしている『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の発売から、もうすぐ2か月が経つ。 マスターソードを引き抜いた。クリアした祠は100を超えて、ハートの数も25個。世界を駆け回ってチャレンジをこなして、バッテリーも増やし、装備も3~4段階まで鍛えた。おのずと予感が高まる。これはもう、いよいよ終わりが近いのだな。 埋まっていく地図、上限を告げるパラメータ、危機

          このまま電車のれば 二度と会えない気がして(ペルソナ4 ザ・ゴールデン)