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塾講師をやっている知人から聞いた話で恐縮である。大学入試センター試験をAIに解かせると、数学では8割の正答率らしい。逆に、一番正答率が低いものは現代文(それも小説や古文)らしい。漢文は正答率がよいのだそうだ。

小説の正答率は、約半分。なので、国語の講師には一定のニーズがあるのだという。だが、優秀な講師は独立する傾向にあるようで現場では人手不足に悩まされているらしい。講師としての仕事以外に、管理の仕事も多くなっているとのことだった。

確かに、AIに人間の心の機微を完璧に捉えるのは一見すると無理なように思える。反面、AIに小説を書かせたりという事例や、少し離れるが、手塚治虫先生の新作漫画を書かせるという事例も散見したことがある。

無論、この二つを繋げるのが論外だとは思う。いずれにしてもAIを恐れることなく、AIに出来ないことを考えることは忘れないようにしたい。