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売られたほめ言葉を買う時・買わない時


精神科医・松崎朝樹先生のYouTube動画(2024年5月10日配信)を拝見しての感想


チャンネル登録していつも拝見している、精神科医・松崎朝樹先生の昨日の動画テーマは、最近自分との対話の中で頻出のテーマだった。
そのため、ひときわ興味深く拝見した。

そのテーマとは、「他人からほめられることへの不安」について。


結論から申し述べると、私自身、他者からほめられる機会があれば 率直に感謝する。また、自分も他者の良いと思うところは具体的に言語化し、その相手に伝える努力をする。

ほめること、ほめられることは、人間関係の潤滑油のような役割も果たしてくれると理解しているからだ。


しかし、シチュエーションによっては、他者からのほめ言葉が 私の心に極度の緊張・不安をもたらすこともある。

また、苦手意識を持つ相手からのほめ言葉に対しては、警戒心を抱いてしまう場合もある。

さらに、過ぎたるは猶及ばざるが如しで、あまりに多くのほめ言葉を頂戴すると 申し訳なさや恥ずかしさに苛まれ、「穴があったら入りたい」という心境に追い込まれてしまうことも。

つまり、ほめ言葉は私にとって ある時は不安のタネにもなるし、逆に承認欲求が適度に満たされたと感じれば、幸福のタネにもなり得る。


そして、これらの自己分析を踏まえて思うことは、自分もやはり誰かをほめる際は、相手の心に負担を与えないようなほめ方を心がける必要があるということだ。



他者をほめる際にはその相手との関係性やシチュエーションをよく見極めた上で、相手が素直に受け取ってくれるようなほめ言葉を選ぶようにしたい。

もちろん、あれこれ考えて相手の心を深読みした結果、その方に「なんだかあざといな」と思われるようなほめ言葉を発してしまっては、思考の努力も水の泡となる。

そう考えると大事なことはまず、他者をどんなふうにほめて気分良くさせるか、ではなく、その相手との関係をよく見つめる、見つめ直す、という作業が なによりも重要になってくるのもしれない。



以上、全くもって不完全な論述ではあるが、尊敬する松崎先生の動画を拝見しての、現時点での私なりの感想としたい。



ここまでご覧くださり、ありがとうございましたm(__)m

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