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あれはいい階段だ

昨日につづき、利根運河を訪れました。
利根川と江戸川をつなぎ、千葉県柏市、流山市、野田市を流れています。
日本の運河というと、小樽運河しか知りませんでしたが、Wikipediaの「日本の運河一覧」には、ずらっと運河の名前が列挙されていました。
意外に多いんだな、という印象です。


さて、ふれあい橋から川を眺めたら、ちょっと魅力的な階段が見えました。

正面の木の右あたりから、斜め右に向かう階段が見えますか?

今日からこの近所に住む息子も、
「あれはいい階段だ」
と賛辞。
さすが、我が息子。自然に溶け込んだ階段の良さがわかるなんて!
と思っていたら、彼の意図するところはちょっと違っていました。
「階段があるということは、あそこを降りていいということだ。
階段が使われていようといまいと関係ない。
階段があるから、あそこは降りていい場所なんだ。」
つまり君は川の近くに降りたいだけなのね。

だいぶ土に還りたがっている様子の階段で、実用面はちょっと‥でしたが、趣きは抜群でした。

この看板が目印です。右下の署名にご注目ください。

山縣有朋書!

もうひとつ、素敵な階段を見つけました。
土手から浮き桟橋へと続き、さらに桟橋の向こうに続く欲張り階段。

おまけにもう一つ。
運河から東京理科大学へ抜ける階段。
学生たちの通学路になっているようです。
いいなあ。こんな道を通って大学に通えるなんて。

階段を登りきったところに、東京理科大学野田キャンパスがあります。



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