100日後におでかけする大学院生【#56】希死念慮からの脱出方法
こんにちは。おでかけ志願者のちゃんたです。
先週は調子が良く、このまま治ってくれないかなーなんて考えていたのですが、最近また下降気味になってきました⤵️
常にある希死念慮の基本水準が、一段階上がったように感じます。
うつになる前の基準がレベル0〜1だとすると、今はレベル4ぐらいが基本の状態で、一日の中で大きく変動します。
朝はレベル5〜6ぐらいに少し上がり、夜になると3〜4に落ち着くことが多いです。
しかし、一度負のスイッチが入るともう大変。
レベル8〜9に上がり、思考が止まって「しにたい」しか考えられなくなってしまいます。
まさに希死念慮の海に溺れてしまった状態。
頭だけでなく身体も動かない。指先を動かすのも億劫になるほどです。
ではこんなとき、希死念慮の海から浮かび上がるには、どうすればいいのでしょうか。
私はこれまでの数ヶ月、強い希死念慮から立ち直ったときのことを思い出してみました。
共通のしていたのは、
『外部から刺激を与えられること』です。
例えば、いい香りが漂ってきたとき
口にお菓子を放り込まれたとき
面白い光景が目に飛び込んできたとき
希死念慮がスーッと小さくなっていくのを感じました。
『ポジティブに感じられる外部からの刺激』
が、ネガティブな思考を断ち切ってくれるのではないかと思います。
特に、一番助けられているのは猫です。
希死念慮で苦しんでいる私を横目に、猫はなんともマイペースです。
床で変な寝相をしていたり、自分から箱に入ったくせに出れなくてもがいていたり、ガラスに映る自分の姿に驚いて威嚇していたり。
たとえ「しにたい」と考えていても、目の端にそんな光景が映れば、もう笑うしかありません。
「なにやってんの」と思わず吹き出してしまいます。
そこでネガティブな思考が一度途切れます。
負のスイッチが正に切り替わるような気もします。
そういう意味では、予想外の動きを見せてくれる動物を飼うのは、うつにとって良いのではないかと感じました。アニマルセラピーの効果の一つかもしれません。
希死念慮の海に溺れてしまえば、自分ではどうすることもできず、ただ沈むのを待つのみです。
なぜなら「浮かびたい」とすらも思えないほど、「しにたい」で思考が埋め尽くされてしまうからです。
そんなときは、自分以外のものに頼ってみればいいのではないかと思いました。
家族に協力してもらう以外にも、例えば良い香りのするものを近くに置いておいたり、好きなお菓子を手元に持っておいたり、ぬいぐるみと一緒に寝てみたり…。
希死念慮の海に溺れたときのために、浮かび上がれるような浮き輪を常に持っておけば、エネルギーの消費が少なくてすみます。
皆さんも自分だけの浮き輪をぜひ見つけてみてはいかがでしょうか🛟
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