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100日後におでかけする大学院生【#58】「うつ病」と言われて変わったこと

こんにちは。おでかけ志願者のちゃんたです。

今日はいい天気でしたが、私はいつもと変わらずお家でのんびりしていました。

さて、前回の精神科の診察から3日。
つまり、「うつ病」と言われてから3日が経ちました。

診断名が変わったからといって、体調も、薬の種類も変わることはありません。
ただ、私の心持ちに変化がありました。

一番の変化は、家族に甘えられるようになったことです。

これまでは洗濯や皿洗いなど、できる家事はなるべく自分からしていました。

親は「無理しなくていいよ」と言ってくれていましたが、自分自身が許せなかったのです。

学生とはいえ、大学院生。
同級生では働いている人も多い年齢です。

大学にもバイトにも行けない状態で、親に養ってもらっているのが申し訳なくて仕方ありませんでした。

また、適応障害はストレスから離れると症状が軽くなると言われています。
ならば、ストレスから離れた実家では普通に動けるはずだ、と自分に言い聞かせている部分もありました。

なので、「家事ぐらい貢献できなければ、自分は穀潰しも同然だ」なんて考えて、自分を責めていました。

だけど、「うつ病」と言われてから、自分の中で一つ区切りがついたように思います。
「自分は病気なんだ」と改めて認識しました。

すると、「今は無理に家事をしなくてもいいかな」と自然に思えるようになりました。

よく考えてみれば、家族だって私が無理することを望んでいるはずがないのですから。

診断名ひとつでこんなにも心持ちが変わるとは、少し驚きました。

多くの人にとって診断名とは、
「他人から許されるために必要なもの」
かもしれません。

しかし、私とっては
自分が自分を許すために必要なもの
だったと思いました。

もちろん医学的には、患者の気持ちを考慮して診断名をつけるなんてことは出来ません。

しかし、適応障害とうつ病のような鑑別の難しい病気に関しては、診断名が患者に与える影響を考慮することも必要なのかもしれない、なんてことを考えました。

ともかく、しばらくは家族に甘えながら、少しずつ家の事をできればいいなと思います。

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