100日後におでかけする大学院生【#64】「全消しボタン」押しますか?
こんにちは。おでかけ志願者のちゃんたです。
なんだか疑問系のタイトルが最近多いですが、今回は、私の頭の中の「全消しボタン」について書きたいと思います。
「全消しボタン」とは、私が勝手にそう呼んでいる架空のボタンです。つまるところ、
『自分の存在が過去も含めて全て消えるボタン』
のことです。
自分が生まれたときから今までの生きてきた証拠も、他人の記憶からも、自分自身も、全てが消えるボタンがもしあれば。
『このボタンが目の前にあったら、今すぐ押すか?』というのが、私の中では希死念慮の大きさをはかる一つの指標になっています。
このボタンは死と違って、誰も悲しませることなく消えることができるのが特徴です。
つまり、純粋に『消えたい』気持ちだけをはかることができるわけです。
例えば、調子の悪いときはノータイムで押したいと思いますし、調子の良いときはもうちょっと後で押そうかな、となります。
ちなみに、今はこの記事を書いた後で押そうかな、といった感じです。
でも、うつになってから「押さない」という選択になったことは一度もありません。
ほぼ常に押したいと願っています。
誰も悲しむことなく、気づかれることがないのならば、いつだって消えてしまいたい。
普通の人は「押さない」という選択をするものなのでしょうか?
うつになってもうすぐ半年。私は何が普通か、よく分からなくなってきました。
(世の中の人たちって、本当に生きたいと思いながら生きてるの?しにたいって思ってないの?まじで?)
なんてことをよく考えています。
いろんな人に、このボタンについて問いかけてみたいものですね。
「押さない」という選択をできるまでは、まだ時間がかかるかもしれません。けれど、
「今は押さなくてもいいかな」と思える時間を積み重ねていければいいかなと思います。
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