「翠の宝石」という曲

息子が生まれてかれこれ2年が経った。

共に過ごす日々の中で、歌いたいことはたくさんあったけれど、なかなか一つの形にならなかった。
というのも、彼が生まれてきたことが、私のなかで大きすぎる出来事で、出てくる感情にもいろんな色があり、波もあり、言葉にならないことが続いていたからだ。

やっと、つい先日名前もつけることができたこの曲は、息子に贈る歌でもあり、大人になった誰かに贈る歌でもあるような気がしている。

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「翠の宝石」 
作詞作曲/Chano

あの5月のよく晴れた朝
きみはこの世に生まれ落ちた

どうして生まれてきたのかを
探し続けてきたけど

ありのままでいい
本当の意味を
きみの瞳が教えてくれた

きみはこの世に生まれた時から
他の誰にも染めらぬ色

輝くような鮮やかさを
この世界で　見つけるだろう

夢の途中で途方に暮れて
右も左も見えぬ時にも

恐れないでいて　激しい雨も
いつしか晴れて　虹がかかる

いつか　この日々　忘れる頃にも
ありのままに　きみを生きてくれ

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