2023.6.10 東京ドーム公演を振り返る


“熱狂”


今、改めて振り返ってみてもこの一言に尽きる。

ここ数年見続けてきたSnow Manというグループが、明らかにネクストステージに辿り着いていると思った。
まるで、今日初めて見るグループのようだった。

「歓声」を封じられた数年からの解放がそうさせるのか?
ドームという特別な場所がそうさせるのか?

でも振り返ると、5/17。
3rdアルバム『i DO ME』の発売日。
ジュニア時代の人気曲『Cry out』のDance PracticeがYouTubeで公開された時からその予兆はあったんだと思う。
事あるごとにトレンド入りして、ファンの間で「Cry outの亡霊」と笑い話になる程にコンテンツ化を熱望されていた楽曲。
満を持してのダンプラ。
その完成度の高さに、まるでCry outが初披露の楽曲のように見えた。


♣️


2023.6.10 17:00
初めての単独東京ドーム公演、開演。

オープニング

噂に聞いていたラウールくんプロデュースのハイクオリティなオープニング映像。
想像していたよりもずっとずっとずっっと素敵でした!

マーケター視点で見ると、やっぱりラウールくんはプロデュース能力があると思うのです🤔
『i DO ME』のアートワークにはチェスやトランプがモチーフとして使われていたので、そこから着想を得てカジノを舞台にしたのかなぁと勝手に推察していました。

アルバムのアートワークとコンサートのオープニング映像のコンセプトを繋げたこと、メンバーの魅力を引き出す配役、そして登場の期待感を煽る演出。
ただかっこいいだけじゃなくて。
めちゃくちゃ感激してました🥹

スナイパー・ラウールが映った時には、脚の長さにザワつく東京ドーム。笑
声出しokになったから、そういう反応にいちいち新鮮さを感じました☺️

そしてSnow Manが登場した時、バックモニターにはカジノをイメージしたグラフィックと、WELCOMEの文字が✨
更には9人がとんでもなくジャニーズらしいゴージャスなガウンを纏ってゴンドラで降りてくる。
ザ・ジャニーズ🕺
盛り上がらないわけがない🥰

『i DO ME』の楽曲たち

私はジャニーズのドームコンサートというものに(多分)行ったことがなかったので、なぜSnow Manが初ドームのタイミングで王道ジャニーズ曲を求めたのかが最初はわからなくて。
その疑問は、以前tweetした通りの考え方で一旦は腑に落ちたんですけど。

『僕という名のドラマ』かな?
9人が等間隔に並んで順番に歌う姿を見た時に、バラードとドームの相性の良さを一瞬で理解できました✨

フォーメーションダンスをする時と違って一人ひとりが物理的な距離を取れる=スペースを埋められるメリットもあるし、何より、バラードという楽曲のジャンルは空間を埋める力を持っていると感じたんです。

等間隔で並んでバラードを歌うアイドル。
ジャニーズのコンサートを観に来た!って感じでワクワクしました😌
この景色を見たかった、見せたかったのかなぁ。

コンサートを経て好きになった楽曲もたくさんありました🍀

分け合い 喜び 想い合い
めいっぱいの優しさで 包まれようね

Snow Man『あいことば』より引用


Snow Manとファンの関係性、そしてドームによく似合うリード曲でした✨


♦️


ラウールくん関連で印象的だった楽曲をいくつか。

DA BOMB

ソロパート終わりにバクステ前に歩いて来たラウールくん。
ファンに近づく時はいつもキュルッキュルのアイドルスマイルだったのに、この時だけは違って。

スッと姿勢を正して、ポケットに手を入れて、サングラス姿のまま、ファンのアピールに答えることなくゆっくりとスタンドを見回すラウールくん。

息を呑む瞬間。
紛れもなくスターのオーラに溢れてました✨

Bass Bon

暗転した会場。
イントロが流れた時点で既に空気が一変する。
パッとライトがメンステ中央に当たると、皇帝の玉座のような椅子に座る2人の姿。

ドームがどよめいた。

一瞬たりとも見逃したくなくて、最初は双眼鏡でロックオンしていました。
(余談ですが、ドームは防振一択だなと私は思いました!スイッチが切れた瞬間、手ブレで視界が荒れてしんどかった💦)

でも2番に入ると「パリコレタイム」が始まります。
メンステからセンステに移動するだけなんだけど、ラウールくんが姿勢を正して歩くとそこはランウェイ。
それが見たくて顔を上げると、全身カメラと顔アップに分けてモニターに映してくれてたことに気づいて。
ちゃんと見たいところわかってくれてる👏
だからこの楽曲は無理して双眼鏡は覗かなくてもいいかも?と私は思いました🤔

ラウールくんはMVで着用していた特注のラテックスパンツではなく、普通?のエナメルパンツを着用。
恐らくラテックスは着脱が大変なんだろうな。
MVではヒールなしのブーツだったけど、コンサートではヒールを履いてました✨

さっくんは、改めてコンセプチュアルな世界観が似合う人だなぁって思いました!
こういう振り切った楽曲で少しでも照れや慣れてない感じが見えると興醒めしてしまうけど、そういう感じが全くなくて。
どちらかと問われたらラウールくんのフィールドの世界観を持つ楽曲でも、さっくんの没入感は凄かった✨
憑依型。
技術だけじゃなくて演技力も素晴らしくて、さくラウならではの完成度に胸が震えました🥺

ドームでヴォーグダンス、しかもペアダンス。
バッキバキのアイソレーションを息を詰めて見入る観衆。
終わった瞬間、「ぅおおおおおおお」という聞いたことのない歓声がドームに響き渡って、その後もザワザワがなかなかおさまらなくて。
ジャニーズの固定概念を打ち破る、唯一無二の世界観。
ドームにめちゃくちゃ似合ってました✨

Cry out

Bass Bon→slow…→Super Deeper→Party!Party!Party!→Cry out

このセクションが本当にやばかった!
Cry outを頂点とした没入と熱狂。
こんな観衆の巻き込み方があるなんて。
ああいうのをトランス状態と言うんだろうか。
ドーム中が異様な興奮に包まれてた。

冒頭の話に戻ると、「歓声」を封じられた数年からの解放、ドームという特別な場所、初めてに対する気合い。
そういうのもきっとあると思う。

でも最近のSnow Manにとって最もエポックメイキングだったのは『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』かなぁと思ったりして。
感情を解放する術を知った9人の新たなステージ。
風間くんのZIPでのコメントも頷けるひと時でした。

そしてやっぱり、ラウールくんというセンターの存在も大きいんじゃないかと思ったりします😌

今までは笑いながら末っ子の暴走(?)をあたたかく見守っていた他メンバーが、ジャケットを脱いで、全力ダッシュして、挑発し合って、歌い上げて倒れて。

9人のエネルギーの渦に圧倒されて、きっと、まだまだ、もっともっとSnow Manは大きくなれる。
なって欲しい。
そう思う2時間40分でした!

あとはアンコール前、ラウールくんの挨拶で真っ白に染まった満員の東京ドームがめちゃくちゃキレイで感動しました🥹


♠️

花束の演出の話

最後に、レポで賛否両論を巻き起こしていたこの演出。
人の数だけ推し方のスタンスはあって、誰が正解で誰が間違っているという話ではないと前置きしつつ。
実際ドームで一連の流れを観て、私が感じたことを書いておきます📝

アンコールの声(アンコールではなく「Snow Man!」という掛け声ですが)の後、アンコールが始まる前に、正面のモニターに8.8の映像が流れます。
2019年8月8日に東京ドームでデビュー発表をした時の映像。

ちなみに他の会場ではどうだったかわからないけど、東京ドーム初日はMCで当時のエピソードトークをしたんですよね😂
一人だけカメラ目線のメンバーがいるとか、さっくんが嬉しい顔と決意の顔が混ざった顔をしてるとか。笑
本当は感動の演出だったのかもと思ったりしたけど、そのMCのエピソードがあったから映像を観ながら会場が爆笑に包まれてました😂
あと映像の中のラウールくんが幼くて、悲鳴のような驚きのような歓声も。

で、肝心なのはその後。
本来、8.8の時はデビュー発表をした後にジュニアから花束もらって、その花束を抱えたままLock on!を歌うんですよね🤔
このすのちゅーぶにも映像がありました。(少し前から時間指定済み)

私は、今回のアンコールでの花束の演出は、この流れとリンクさせているのでは?と思ったんです。
4年前、ドームでデビュー発表をして花束をもらった彼らが、単独ドームツアーという夢を叶えてくれたファンに、花束を渡す。
楽曲も同じLock on!で。

そう考えたら、とても素敵な演出だなぁって思えました😌
まぁ、ラウールくんは振り落としてましたけど😂
本当に面白い人🤣


♥️


まとまりなくてすみません!

最後に、デビュー直後にコロナ禍という未曾有の事態になって、悔しい思いたくさんしてきたSnow Manがそれを言い訳にせず、負けず腐らずチームワークで乗り越えてきたから辿り着いたこの大きな晴れ舞台。

改めて、心からのおめでとうを伝えたいです✨
これからもみんなで笑い合える時間を大切に、楽しいアイドル人生を歩んで欲しいです🕺

あとは入りきらなかったレポツイ貼って終わりにします!
以上です!