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【パン巡り日誌】自然豊かな別荘地にありそうなパン屋さんに行ったら、唯一無二のパンがありました。

薪窯nanana

薪窯で作る「お米100%の玄米パン」を販売するパン屋さん。


Information

Add:〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2−2−3
Tel:
Open:11:30−17:30
Close:Tue,Wed
Official Site:https://makigama-nanana.jp/
      https://www.instagram.com/makigama.nanana/

場所

鎌倉駅東口改札を出て徒歩5分ほど。
小町通りを歩いて、蜂蜜屋「杉養蜂園」さんと和菓子屋「鎌倉源氏庵」さんの間の路地を入ってすぐのところ。

外観

目印は、なんと言っても高々と沢山積まれているこの薪。そして、白文字が映えるブラック基調。大人な高級感があり、賑やかな通りがすぐ近くにあるとは思えないほど落ち着いた雰囲気。インパクトがありながらも、鎌倉の裏路地に合うフィット感。

バキーンとスタイリッシュな格好良さの中に、薪を背負っているクマさんのイラストがほっこりさせる。 

「薪窯nanana」の由来は、
店主さんのお名前の頭文字や印象に残るようにという想いから。

店内

店内に入ると、両サイドに商品がディスプレイされている。
正面にレジがあり、左奥は厨房。

左側:メインのパン
右側:パンを加工したラスクやグラノーラなど
こちらは、厨房にある店主さん自ら作った自慢の手作り窯。
使用されたレンガの数は800個!
レンガを加工して作成したキャッシュトレー

インテリアの小物にはランタンが多く使用されていて、自然の中にある別荘やキャンプ場を思わせる空間づくり。親切に沢山説明してくださり、「遊びに来るような感覚でまた来てくださいね」と気さくな店員さんのお言葉に、お店もお客さんの心も温かい雰囲気に包まれる。

注目商品

メインのパンは、パウンドケーキ型の玄米パン。

1本か1/2本サイズ
この日の玄米パンは6種類

希望があれば、ショーケースの蓋を取って、香りを嗅がせていただける。こっくりとしたリッチなチョコレートの香りがする「黒米と濃厚チョコ」が印象的。真っ黒の断面でふんだんに白ごまをまとった「黒ごまと岩塩」はおでんにもあうんだとか!

「黒ごまと岩塩」

購入品

今回は、こちらの2種類を購入。

ササニシキの玄米60 1/2サイズ 748円(税込)

縦7㎝ × 横8㎝ × 高さ7.5㎝/173g
※パンの重さと大きさは、日々の焼成具合によって変化
なかな見たことがないほどきめ細かい断面

まず、香ってびっくり。
土鍋で炊いたときに作られるおこげのような、磯辺焼きのような、パンとは思えないほどお米の香りを感じる。それもそのはず、1本に対してお米を1.8合使用している。重さもずっしり、満腹もしっかり。

外は、カリッと以上にカチッとした硬さ。
対して中は、指にくっ付いてくるほど、ぺっとりとねちねちしている。

カットした時のナイフに付くほどのねっちり感

食感や風味は、まるでお餅。知らずに目をつぶって食べたら、もしかしたらパンとは思わないかもしれない。お米の甘みをしっかり感じられ、普通のパンとは合わないご飯のお供とも合いそう。

ほんのり焼くと、表面はカリッとするものの、中の生地にはねちっと感が顕在。初めての方にはまずこちらをおすすめしたい。

山葡萄とクルミ   1/2サイズ 892円(税込)

縦7㎝ × 横8㎝ × 高さ7.5㎝/217g
※パンの重さと大きさは、日々の焼成具合によって変化
かりんとうのようなサクサクの表面

ドライフルーツとナッツの相性が抜群の一品。
お米にレーズンとクルミ??と思ったが、生地の風味もしっかり感じられるレーズンの量や甘さがちょうどよく、クルミの食感もいいアクセントになっている。

表面を少し焼くと、レーズンの甘さやクルミと生地に香ばしさがプラスされる。生ハムやチーズ、お肉料理、赤ワインに合うとのこと。

どちらも日持ちは、冷蔵で5日間。
購入して3日後、これまた違ったおいしさを味わえる。外はややしんなりとして中のペタつきが減り、ぬれ煎を食べているような感覚。薄くスライスしてから焼くと、外も中もサクサクしてお煎餅を食べているような感覚。大人も子供も、お菓子感覚で食べられる。

いろいろなものに合わせたくなる、新感覚のお食事パン。パン派さんもごはん派さんも、ぜひ。

ごちそうさまでした〜!

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