新宿二丁目という不思議な街
新宿二丁目でお酒を飲むのが好きだ。
見た目も性別も様々な人間がいて、雑多となって飲む感じ。
誰も他人のことを気にしない。
というか私のことを気にしない。
いくら私が酔っていようが、音痴な美声を大声で披露しようが絡んでくる人がいないし、批判する人もいない。
ゲイバーにしか行かないので店員も客も私に性的な関心が一ミリもなく、気兼ねなく友達どバカみたいに過ごせる時間が心地良い。
私は酔った勢いで絡んでくる下心を持った異性と、外で声をかけてくる下心を持った異性が怖くて仕方ないので