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今年の夏休みこそは「宿題しなさい」を言いたくない小学生ママへ

先日、小学5年生の次女に「そういえば、おかあさんって『勉強しなさい』って言わないよね」と言われた。また、中学1年生の長女には、「おかあさんが教育ママになったら、良いところが一個もなくなるからね!」と言われた。ん?ビミョーだが、まあいい。子どもがそう認めるのだから、私は正真正銘「勉強しなさい」を言わない母親だ。

そんな私は、夏休みも「宿題しなさい」は言わない。でも、娘たちはいつのまにか宿題をやっつけている。

長女が中学生になり、いまの中学生は「主体的に」学ぶことが求められていると知った。小学生の頃に夏休みの宿題の読書感想文をママが添削していた娘の同級生は中学生になり、成績が振るわない。学力が低いからママが手伝う必要・・があったのか、ママが口出しするから学力が上がらないのか…。余計なお世話でしょうが、そんなことを考えながら、”夏休みの宿題”という面倒な一大プロジェクトを利用して、小学生のうちに「主体的に」ものごとを進める力を少しでも養えないだろうかと思い、この記事を書いてみました。

もし、あなたが、子どもに対して、夏休みの宿題に主体的に取り組んで欲しいと思っているのに、ダラダラしている子どもについ「宿題しなさい」と言ってしまったり、「言いたくないけど、うちの子は言わなきゃやらないから、結局『宿題しなさい』って言わざるを得ない」と思っているなら、わが家の事例が参考になるかもしれません。今年こそは、「宿題しなさい」とガミガミ言わずに夏休みを楽しみませんか?

※このマガジンは、地方で共働き子育て真っ最中の著者が、育児と仕事中心の暮らしの中での個人的なモヤモヤを共有するエッセイ集です。

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