生きたり生き存えたり日記、10月(下)
某月某日 tempon
Mi perdis mian tempon lastatempe
某月某日 理系の彼
懐かしき頃のを彷彿とさせてくれる素晴らしい映像に出会った。この素晴らしい理系の彼と同時代に生きていることが誇らしい。
某月某日 頂点の栗
マロングラッセを食べた。モンブランの頂点に乗っているあれである。ただの栗ではなく、頂点に乗っているものだけが集められているのがよいのだろうか。ショートケーキのてっぺんにある苺は、日常の苺よりも、その一粒に有難味が感じられるように、マロングラッセも、そういった神格化されたシンボルなのかもしれない。
記号論について学部4年の時に熱心に読んでいた。アイコン、インデックス、シンボル。
某月某日 スリランカの食事
ルッキズムのことを調べて居たら、スリランカ料理の本を書いている人を見つけた。スリランカはインドの南東にあり、首都はスリジャヤワルダナプラコッテ。 この響きが大好きで、つい最近、スリジャヤワルダナプラコッテはスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテという区切り方をすることを知って、驚いた。 名前だけでも興味深いが、この首都、なんと首都でありながら国会議事堂以外にはほとんど何も無いらしい。
私がいつスリランカ料理に触れたのかは定かではないが、おそらくカレーの店を巡っているときのことであろう。
スリランカの食事は伝統医療アーユルヴェーダの知識に基づいており、沢山の野菜や豆と、魚や鶏肉など動物性たんぱく質を少しだけ食べるらしい。スリランカの食事で一番重要なのが昼食らしく、一日の中で一番消化力(アグニ)の高い昼食の時間に、一番大きな食事をとり、朝・夜は軽く済ませる。食事の内容だけでなく、食事のとり方にも注目されていて、興味深い。
某月某日 やばいチョコ
すごいチョコレートブランドを見つけた。独自性が素晴らしい。京都でピカロアイスというやばいジェラート屋の「ジェラートの作り方が描かれたチラシ」をもらった時のような衝撃を受けた。何を食べたら、何を読んだら、こんな素晴らしいものを作れるのだろう。やばいものに触れると、嬉しくなる。
https://www.instagram.com/qrazychocolate/
某月某日 カクテル is not only 液体
4.カクテルは決してグラスの中だけの液体ではない。
哲学の概念はカクテル創作にも大きく影響を与えている。その後、自身でイギリスやアジアでバーコンサルティングを行うなど幅広い活動を行いながら、2014年には「世界で最も創意にあふれるバーテンダー (World’s Most Imaginative Bartender)」を受賞。
某月某日 VRカクテル
VRでのカクテル、というのが、かなり面白い。
某月某日 エスペラント、韓国
北川さんにはつい先日の日本エスペラント大会でお会いした。これを読んでから北川さんに会っていたら、もっと別のことを聞いていたかな。と思っていたら、北川さんからメールが届いた。近々、韓国でエスペラント大会があるらしい。最近、韓国が気になる。キムチ臭くなるまでキムチを食べたいし、韓国の土鍋やスプーン(スッカラ?)を手に入れたい。それに韓国には世界最大の労働組合があることや、韓国のフェミニズムに関する書籍も読みたい。寄生虫パラサイト、いやこれは遊戯王だ。「パラサイト 半地下の家族」もめちゃくちゃ面白かったし。
某月某日 ギャルラッパー
友人から暑中見舞いが届いたのだが、全然、まだまだ返せずにいる。その人のはがきでは私が聞いたこともないギャルラッパーをお勧めされた。2回聞いてみたが、さっぱり良さがわからなかった。が、Tさんからおすすめされなければ、聞くこともなかった。こういうことの繰り返しで、自分の興味が広がったり、繋がったりするのだろう。
某月某日 花火
夕方まで起き上がることが出来なかった。今日、多摩川で花火大会があることは知っていたから、もっと早くに起きて、行きたいと思っていた。それが大事だった。18時、花火がはじまった音がする。終了まで1時間はある。さくっと着替えて10分で家を出る。20分ほど自転車を走らせると花火が見える。もっと走らせて河川敷にたどり着き、空に広がる色とりどりの光を見る。私は誰とこれを見たいのだろう。大石君を思い出す。渡辺さんにメールをしたことを思い出した。
某月某日 作家:若木くるみ
川崎市岡本太郎美術館に行く。これまで、青山のほうの展示も何回も観に行っているが、岡本太郎の作品にあまりぐっと来なかった。万博公園の太陽の塔も、経年劣化しているから?それとも原色の感じ?か、なんか好きになれなかった。けど、彼の言葉や本に惹かれていて、何度か足を運んだ。現在の展示は、岡本太郎とスポーツに焦点が当てられていて、言葉にぐっときて、その気持ちで作品も見たら、とてもよく見えた。目の中の靄が取り除かれたように、彼が作品に使う原色が、目に心地よく飛び込んでくる。「岡本太郎の挑戦するスキー―白い世界に燃える歓び (1977年)」、この本がめちゃくちゃよくていろいろ探したが、最低金額が1万円して断念した。読みたい。
また、若木くるみさんの作品がめちゃくちゃよかった。数日後にワークショップがあるようなので、それに申し込んだ。めちゃくちゃ楽しみだ。岡本太郎の作品よりも、こっちのほうがぐっと来た。生きている作家と会えるの、最高である。俺も、そんな風に思われたいな。
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