【節約生活#517】節約で生活を変えたら考え方も変わった③
趣味で節約生活をはじめてみた。
健康的で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦している。
はじめに
節約生活を20か月ほど続けている。続けているうちに考え方が変わったという実感がある。
生活を変えたら考え方が変わるのも当然と言えば当然である。
現在のところは次の通り。
・自分の時間が大事だと思うようになった
・経験により高い価値を置くようになった
・健康が大事であるとより実感するようになった
・大事なものを発見しようとするようになった
今はまだ節約生活への挑戦は道半ばであるので、まだ考え方も中途であると推察している。
ただ、ここでひとつひとつを一旦まとめておきたい。
経験により高い価値を置くようになった
お金よりも経験に価値がある。
自信を持って言えるようになったのは節約生活をはじめてからかもしれない。
経験に価値を感じられるかどうかはその人次第である。
ずっと子どものころ、あちこちに連れて行かれたことがあった。親は苦労をしていたのかもしれない。ただ、受動的であり、楽しみも何もなかった。記憶もない。
何かをしただけでは経験にならない。
価値観が変わったり、ものの見方が変わったりしないといけない。それだけの経験には価値がある。
逆に、もしもお金の方が経験より価値があるように感じられたらどうだろうか。
それは生きている価値を感じられていないのではないかと考える。
節約生活をはじめていくと、物の価値を考えることが多くなった。買いたいな、と思ったこのアプリの値段は価値と釣り合っているのだろうか・・・など。
そうしていくうちに、お金で片付けるよりも、自分で作ってみたり、自分の考える価値と見合う値段で手に入れる工夫ををするようになっていった。
自分で作ったものでは、料理が多い。スパイスからカレーを作ってみたりもしたし、魚をさばいてみたりもした。鶏の胸肉をやわらかく煮込んでみたりもした。朝は毎朝のようにコーヒーを豆を挽いて淹れていたりもしている。
自分でやってみると知識と技術が得られる。体験との違いはそこにある。経験したものは次にまた使えるようになる。
節約生活をはじめて、生活水準はもしかしたらあがったかもしれない。少なくとも、健康と文化をルールにしたおかげもあって、心身の健全さは節約生活に挑戦する前よりもはるかによい。
以前の生活は年に風邪を3回はひいていた。もしかしたらコロナに何度も感染するはめになっていたかもしれない。
知識を忘れてしまっても、技術はそうそう損なわれない。
経験はお金で買えるようなものではない。ひとつのものを経験にまで高めるには、生活のひとつひとつを味わい尽くさなくてはいけない。それが楽しみであり、自分の成長にもなる。
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