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【節約生活#319】仕事の節約強化月間⑥自分の実力を把握しておく

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。

休みをとるために

 時間をかければよい仕事ができると思っている風潮がある。ただ、実際は違っていて、決まった時間があれば、その時間全部を使ってしまう。出てくる結果はかけた時間が長ければよいものではない。

 パーキンソンの法則というずいぶん古い時代のルールの通りである。

 気がついたら。有給や代休がたまっており、通常よりも少ない日数で仕事をしなくてはならない。
 そのために、節約思考を使いながら時間や効率をよくしようと試みている。今月はそんな仕事の節約強化月間にしている。

自分の実力を割り切る

 ついつい時間をかけてしまう理由のひとつに、自分の実力以上のことをしてしまうからである。

 もちろん挑戦することも必要である。しかし、挑戦する意味のある課題なのかどうか、結果が予想できるのかどうかを理解しているかどうかは別である。
 ただ、やっておいたほうがよいからというのは間違っている。
 やっておいたほうがよいものに手をつけだすと、永遠に終わりはこないからである。

 実力がわかると、仕事を割り切ることができる。
 今月は次の4つを意識して身につけていくことにする。

1 1度にできることはひとつだけ

 最近もマルチタスクはやめようという文脈で言われるている。ただ、似たようなことは昔から見聞きしたことがある。

 ついつい手を出すよりもひとつひとつ終わらせたほうが、結果的には早いしミスも少ない。
 お金を使うのもあれもこれもというよりも、大事なものだけに使うべきという節約思考とも相性がよい。
 集中力も、あれもこれもではなく、目の前の大事なものだけに使う。急な依頼がきたとしても、できるだけ後回しにして目の前のことに注力する。

 1度にできることはひとつだけ、自分はマルチタスクとかはできない。そういう割り切りをしていく。

2 たいていは後回しにしても死なない

 急な仕事の依頼は、なぜか優先度が高くみえてしまう。
 実際はそこまでではないことが多い。

 後回しにしてクリティカルな問題がないなら、積極的に後回しにする。そういう勇気がないとずるずると一日の仕事時間が長くなってしまう。

3 長いメールは読まない

 少し前くらいからはじめている。

 文化の問題なのかわからないけれども、異様に長いメールが世の中には多すぎる。
 一体なにを求めているのか読み取るのに苦労をする。たいていは、それほど重要でないことが多いのも事実。
 集中力がそこでそがれると、作業する前にすでに疲れてしまう。

 そもそも自分の名前が入っていないものはできるだけ読まないようにしている。知ってもらったらよいだろう、くらいな気楽な気持ちでついでにアドレスが追加されていることも多いからである。受け取る側からすると迷惑だ。読んでも結局、自分に関係ないことがわかるというだけであるから。

 しかし、ほんとうに必要な場合もあるだろうと思うこともある。
 そこで、メールに自分の名前が書いてあるものは一応見ることにしている。
 さらに、しばらく読まないようにしていたら、本当に必要な場合は電話がかかってきたり、口頭で言われるようになった。その方が明らかに早い。

4 完璧は目指さない

 昔は資料の見栄えを気にしてフォントに力をいれるなどのことまでしていた。しかし、本当に必要なことは誤読をさせない。読んですぐに大事なことがわかる。それくらいしかない。
 広告をしているわけではないので、見栄えで結果はでない。
 節約の基本は見栄をはらないことである。

 見栄えのような些細なことにまで注力したらきりがなくなってくる。1にもつながるが、意味もなくよいものを作ろうとしたら永遠に終わらない。
 意味があるならばよい。見栄えがよいから倍売れるというようなことがあるなら、力をいれる。そうではないので、誤字が少しあってもよいくらいの完成度を目指す。

 昔は時間をかけてだらだらと「よいもの」を作ろうとしていた。今思えばただの自己満足である。相手にわたすものでも、相手がさく時間を減らせるようなものの方が望ましいことに気づかなかった。
 長いメールでも同じことにも通じるが、短い文で端的に示した方が、相手のさく時間は大幅に少なくなる。

自分は自分が思っているほど「できる自分」ではない

 結局、時間をかけてしまうのは、「できる自分」と現実にギャップがあるからなのだと考えている。

 もちろんそうやって、成長をしてきた。
 ただ、何もかもに挑戦していては、どっちつかずの平均以下の能力になってしまう。

 自分の今の実力を正しく発揮して取り組めば、おそらく週1日分追加の休みがとれるくらいの仕事量にはなるように考えている。

 まずは今日1日頑張ってみる。 

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