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【節約生活#514】節約で生活を変えたら考え方も変わった②

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 健康的で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦している。

はじめに

 節約生活を20か月ほど続けている。続けているうちに考え方が変わったという実感がある。
 生活を変えたら考え方が変わるのも当然と言えば当然である。

 現在のところは次の通り。
・自分の時間が大事だと思うようになった 
・経験により高い価値を置くようになった
・健康が大事であるとより実感するようになった
・大事なものを発見しようとするようになった

 今はまだ節約生活への挑戦は道半ばであるので、まだ考え方も中途であると推察している。
 ただ、ここでひとつひとつを一旦まとめておきたい。

自分の時間が大事だと思うようになった

 それまでは自分を大事にすることがあまりなかったように考える。
 30歳近くまで生業につかないでいた。何か目的があったわけではなく、周りに流されて生きていた。真面目に働きはじめてからも、体を壊すまで仕事にとりついていただけであった。自分から何かをはじめたいという気持ちはわいてこなかった。ただ目の前のことだけに取り組んでいた。

 ブラックな職場でしか働いたことがない。
 おかげで体を壊してしまった。
 体を壊してわかったこともある。誰よりも頑張って働いて犠牲になったとしても、誰も助けてくれたりはしない。優しいことばがかかるわけでもない。ただ、辞めるなら辞めてくれないと次の人を探せないと言われるだけのことである。

 節約生活に挑戦をしはじめて、自分の時間が大事だという発見があった。

 節約で狙っていたこととはまったく違うけれども、一番大きな考え方の変化かもしれない。

 節約をするために毎朝noteに節約についてまとめている。
 日々の生活を見直す時間であり、自分の考え方を整理する時間になっている。毎日自分のために時間を使っている。

 これがとても貴重な時間であることはすぐにわかった。

 ふだんの生活のなかで自分の時間というのは驚くほど少ない。たいてい誰かの時間を過ごしている。

 電話やメール、書類にただ反応しているだけの時間が圧倒的に多い。部分的にはクリエィティブなことをしているけれども、どちらかというと工場の機械のような存在に近い。〇〇をしろという命令に、〇〇をするだけ。

 毎日の生活を振り返ることがなければそれにも中々気づくことができなかった。
 生活を振り返って節約のためであるけれども、毎日を少しずつ変化させていく日々を20か月ほど続けてきた。
 今は自分の人生を生きているという実感がある。
 やりたいことを考えて実行するという余力も生まれてきた。 

 節約の目的からは派生しているけれども、自分の時間を大事にする考え方に大きくかじをきったと考えている。

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