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【節約生#624】社会保険料の誤算

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。

仕事を辞めて4か月

 昨年の11月に退職をしたのでそろそろ4か月になる。
 いろいろな経緯はあるものの、グレーバーの言うブルシット・ジョブに耐えられなかった。

 もしかしたら節約をしすぎたのかもしれない。無意味であることに対する耐性がどんどん低下している。経営が傾けば傾くほど仕事をしているふりをしなければならない。演劇をしたことはないけれども、あれは仕事ではなく皆で行う劇だったのかもしれない。

ブルシット・ジョブとは、被雇用者本人でさえ、その存在を正当化しがたいほど、完璧に無意味で、不必要で、有害でもある有償の雇用の形態である。

ブルシットジョブ.2020.p.27

 仕事を辞めてからは少しでもやりたいと思った仕事を引き受けて少々のお金をもらっている。あまり仕事をしていないので生活費をまかなえているほどではない。
 それまでの貯金があるのでしばらくは暮らしていける。

生活費の把握と誤算

 節約の基本として、収入と支出を把握することが挙げられる。節約をすすめる書籍やyoutuberもたいていは家計簿をつけるようにと言っている。
 収入よりも支出が上回ると生活が成り立たなくので当然でもある。支出先を把握していれば、気づかない無駄も省けるという寸法である。

 仕事を辞める前から節約生活をしていたので、月々にかかるお金は把握している。何年か収入が少なくても構わないだろう・・・。
 そういうふうに考えていた。

 昨日、国民年金を払った。来年から2年分をクレジット払いの前納にして支出を減らすつもりである。思った以上に高かった。健康保険もそうであるが、社会保険料をきちんと計算せずにいて、予想をこえる値段に驚いてもいる。

 社会保険料は給料から天引きされているので負担感があまりなかった。給料から天引きされるのは良くない。ここにきて驚きの負担感である。税金を加えた国民負担率が5割近いというのも納得の負担感である。

 社会保険料の右肩上がりの図を探していると、グラフにしてくれている記事を見つけた。

 この先、社会保険料が下がるということは考えにくい。もちろん必要なお金であるのもある程度理解できる。必要なお金なら負担感をごまかしてはいけない。
 というわけで、昨日は年金をコンビニで支払ってみた。

 今年は収入が少ないので来年の税金は安くなるだろう。今年の家計の収支をとんとんくらいにできれば、来年の家計は明るいような、そんな気がしている。

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