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【節約生活#313】仕事の節約強化月間④帰宅前ルーティーン

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。

ルーティーン

 一時期「ルーティーン」系の動画や記事が流行したことがある。たいてい朝や夜のルーティーンを紹介することが多い。
 ルーティーンとは毎日繰り返される生活様式のように説明をされる。朝の習慣、夜の習慣のようなものと理解している。
 良い習慣を身につけると生活が豊かになる。

 そういう意味では朝や夜に一定の生活習慣をもつことは一日を豊かにはじめ、豊かに終える以上の効果がある。さらに、決まった時間に決まったことをするので、自動的に規則正しい生活が約束される。

帰宅前ルーティーンをつくると仕事力があがる

 帰宅前ルーティーンに思い立ったのは、よくある仕事術の「終わりをイメージする」ということからである。

 帰宅時間をイメージし、そのときに行なう行動を定めておく。そうして、その行動に入るまでに何ができるかを計画を立ててしまおうというものである。
 ルーティーンは自動的にはじまり自動的に終わるものなので、どんなに仕事が中途半端であっても「帰宅前ルーティーン」を実行する。帰ってしまうのだ。

 これには強い気持ちが必要である。
 たとえ、電話対応をしていたとしても帰らないといけない。
 そうなると、帰宅前ルーティーンが始まる少し前から電話はかけないどころか、電話をとることもしてはならない。

 今考えている、帰宅前ルーティーン自体は特別なことではない。トイレに行き、片付けをして、カバンにものをしまう。これらの行動を必ず決まった時間にはじめて完遂するだけである。

そもそも現代の日本文化は時間にルーズである(悪い意味で)

 日本には遅刻が悪いものであるという文化がある。そのため、「日本人は時間にきっちりしているのだ」と主張をするひとたちが多い。

 ところが、だらだらと終わりを引きずるという悪い文化もある。すっぱりと終わらないということは、悪い意味で時間にルーズである。サービス残業という意味不明なことばまである。

 身近な例でいうと、就業規則は9時から5時なのだ、きちんとしろという管理職がいる。しかしながら、そもそも6時に終わる予定の仕事が毎週あったりする。もっと極端な例になると夜7時はじまりの会議などはしょっちゅうだ。

 夜遅くまで仕事をしているということが美徳になっていると、最近聞いた高齢の方の話を思い出す。仕事が終わってから、みんなでファミレスに集まって、朝の3時まで仕事について議論をしたり、調べものをしたりしていたのに……。そういう昔話である。
 まったく美談でもなんでもない。
 体の弱いひとから脱落していく社会の典型である。

 だから、終わりを明確にする。
 決まった時間に必ず帰宅前ルーティーンを発動させる。

 そうすることで、その前の残り時間を意識しながら、まず最低限のものを積み上げ、それから一定以上のクオリティに押し上げていく。

 時間は貴重である。
 そして、時間には几帳面であるべきである。
 その方が自分の時間をしっかり確保できるのだと考えている。

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