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いよいよ始動した新しいチャレンジの新年度

もういい加減書かないでもいいかなとも思いますが、野菜セットに入るコトコトファーム便りの引用です。

ご無沙汰しておりました。
長い端境期休みを頂きました。ご不便おかけして申し訳ありませんでした。これからまた来年の春まで、基本的にはお正月以外は休みなく走り続ける予定ですので、よろしくお願いいたします

春の端境期、出荷はお休みですが実は農作業的には一番の繁忙期です。これからお出しする春野菜などは、昨年末~年初にかけて播種され、不織布やビニール資材などでがっちり守られて育てられたものです。この温度管理資材を野菜にかけたり、適温管理のために開けたり締めたり、そして暖かくなったら撤去したり・・・。かなりな手間なのですが、それ故に出来上がった時の喜びもまたひとしおな作型です。手間がかかる子ほど…ってやつですね。と、それと同時に夏野菜のほ場の準備や苗作り。イモ類の植え付け、ネギ類の育苗と順次植え付け・・・・。やることは盛りだくさん!日々、大量のやることと、この先数日間の天気予報を睨めっこしながら、優先順位を入れ替えてバタバタやっております。

それでも、ついこの間までほとんどの野菜が姿を消していた寂しい冬の畑がどんどん作付けされていき、春の雑草の色とりどりの小さな花も咲き乱れ、周りを見渡すと新緑の柔らかな緑に色づいた里山。美しい命溢れるフィールドに立っているとジンワリと幸せを感じられる有難い季節です。

端境期休みに入るちょっと前に、お便りでもお伝えした通り、今年はJAS有機認証申請、学校給食への食材納入、新しい仲間の迎え入れ、それに伴う畑の借り増しと新しい要素てんこ盛りです。まあ、この新しいチャレンジのすべての起点となるJAS認証書類が、やっと書き上げて提出したと思ったら、修正、修正、追加提出・・・と次々と課題が出てきまして、いまだにクリアできていないのですが・・・。それでも牛歩ではありますが、あきらめずに進めています。

新しい仲間のSさんと一緒に仕事をしていると、今まで目の前の仕事をただこなすので精いっぱいだったし、それゆえに新しい刺激を他の人から頂く機会もかなり限定されていました。それがSさんも同じ新規就農移住組。しっかり農業チャレンジの下地も、それでいてお金稼ぐことだけが人生じゃないよね的な考えを行動に移すベースもよく似ています(移住して農業するとこととか(笑))。

畑をしながら、就農当初に持っていた自分の農業、農園を通じて、どういう喜びや価値や体験を提供していけるかなどを40代半ばのおじさん二人でキャッキャと話してます。

気持ち悪い?いいんですよ、本人たちは移住してきた30代前半のワクワクを取り戻しているんですから(笑)。そのうち、このキャッキャが何らかの形になって、皆様の生活に何らかの喜びや価値を届けられるように動いていきたいと思っています。

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