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絵本 もみじのてがみ

大好きなきくちちきさんの秋の絵本です。

秋の訪れ、冬はもうすぐそこ。
大阪はまさに今、もみじが綺麗に色づいていて、本当にピッタリ寄り添うような絵本です。
小さな動物たちが秋の到来を喜んでいる姿がとても可愛らしく感じられると共に、きくちちきさんの絵はなんだか、自分が過去にそれらに触れた喜びが柔らかく思い出されます。とても懐かしいやわいところに触れる感覚と言いましょうか。
今でも子供と一緒に葉っぱを拾ったりするんですけれど、それでもやっぱり、あの幼い頃の柔らかい感覚は今はもう持てないんですよね。それが、この絵本を通して、甦るような。
北の方ではもう紅葉シーズンは終わってしまったでしょうか。
また季節に合わせて読みたい絵本です。
そうして、これと対になるような絵本がこちらです。

えっとね、もみじの後にぜひこちらも読んでほしいです。
色の対比ができるから。
春の色、秋の色。
思わず、あぁ!ってなっちゃいます。
そうして、春の色も秋の色も、どちらともの良さが存分に伝わってくる。
もみじの、からは5年あいての出版のようですが、ぜひ2冊、手元に置いて、春が来るたびに春を楽しみつつ秋を想って、秋が来るたびに秋を楽しみつつ春を想って。そうして、四季が巡ることを願わずにはおれません。
ぜひ、2冊セットで読んでみてください。

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