40代最後の日
なかなかSNSで、こういったお話することはないのですが、明日、50歳の誕生日を迎えます、笑
今の心境は、本当に穏やかです!
失望感もないですし、かと言って100%満足というわけでもないです
よくぞ、この状態で50歳を迎えた、という気持ちもありますし、もっとイケたはず、という気持ちもあります
しかし、それもまた、人生…
そのくらいがちょうどいいなあ、という気持ちもします
100%を目指さない
いい時も悪い時もあり、それは結局はならされてトントンになる…
トントンだったら、いいじゃないか…
ぼくの40代最高峰の学びの一つ、ドルコスト平均法です
だから、これで、OK!
ぼくは、満足して、明日50歳を迎えます
そして、せっかくなので、今の心境、残しておこうと思います
🔳もう、50歳?まだ、50歳?
まずは、これについて、思うところです
結論からいうと、どちらでもない
ジャスト50歳!
フィフティフィフティ50歳!
という感じですね、笑
50歳はやはり、未知の世界に入っていきます
全く予想も想像もできないし、40歳になった時と違って、大病とか人生の終焉をいきなり迎える可能性もないことはありません
なので、まだ50歳、という感覚を持つ人は、はっきり言って、いないのではないか、と思います
かと言って、もう50歳か…
といった悲壮感もありません
だって、40歳から今日まで、ぼくの40代という10年は、
10代より、20代より、30代よりも、ゴールデン!
でした
一個の会社員でありながら、日本語業界を動き回り、業界と業界を繋ぐ、といった大それた表現も、いつしか、そんな大言壮語ではないと思えるくらいになりました
お会いする方々も、40代前半のころとは違うフェーズに入ってきたことは、はっきりわかります
本当に充実しています
本当に満足しています
100%とは言いません
でも、ぼくが40歳を迎えた時、ぼくには何もなかった…
実績もなく、ビジョンはありましたが達成できるような実力もなく、そのビジョンは、当時のぼくには冗談としか、思えないくらいでした
大企業に務める同い年の方がいて、その方は人事異動で国際部になり、会社の命令でオーストラリアに語学留学に行かされる、と言っていました
彼はその人生を充分に充実させているといった顔で、ぼくに、
もう40歳か?、まだ40歳か・
を聞きました
ぼくは、
もう40歳…、
何者でもないまま、何も達成しないまま、もう40歳…
それ以外、答えられなかった
それについて、悔しい気持ちはもちろんありました
こんなはずではない、と何度も思ったんですが、その時はそれが、明らかな現実でした
そこから、見れば、今のぼくは、本当に別の人生を歩んでいるようです
大それたビジョン…、全く根拠のないぼくの40歳の時のビジョン…
それは、
一個の会社員でありながら、日本語業界を自由に動き回ること
でした、笑
何も大きな事件があって変わったわけではないです
自分で言うのも何ですが、チャレンジと行動力、そして、日々の気づきと人が離れていって初めて見直した自分自身からの大きなマインドチェンジ…
それらが、ぼくをここまでにしてくれた
この10年の自分を褒めたい、そう思えるまでになれました
🔳50歳の価値観
次の10年、ぼくはどう過ごすのでしょうか?
それは、ぼくにもわかりません
そして、なぜわからないのか…、それは、わからないこと、が、ぼく自身が、様々な方から気づかせてもらった価値観に基づいていること、はわかっています
今のぼくは、目標やゴールを定めない生き方をすることに決めました…
そして、それは恐怖でもあります
本当にそんなことができるのか、と…
しかし、それを克服するために、震えながらも、自らの信念に全振りしたいと思っています
新しい価値観、それは…、
やりたいこと、やるべきこと、そして素晴らしいこと、充実すること、それは、人が運んでくる
というものです
以前のぼくは、チェーンナーと言いながら、人と人を繋ぐことの本当の意味と言いますか、本当の価値、に気づいていませんでした
繋ぐことのもう一つの効果…
それは…
人に出会うこと
です
当たり前のことにずっと気づかずにいました
人を繋ぐには、新しい人と出会わなければなりません
それなのに、ぼくはその出会いを偶然に任せていました
なので、人と出会う数量が圧倒的に少なかったんですね
他者貢献を宗とすることにしました
人が喜ぶようなことをすることにしました
人を褒めることにしました
人の話を聞くようにしました
そうすることで、どんどん新しい人と出会うようになりました
紹介してくださるんです
人が会いたいと言ってくれるようになったんです
ぼくも、noteやLinkedinで人と会いたいとアプローチするようになりました
ビジネス交流会に参加するようになりました
出会いを積極的に求めるようにしました
そうしたら、どんどん人に出会うになりました
そして、人に出会うと、その人は何か面白いプロジェクトを持っています
プロジェクトをすでにスタートさせている人、これからスタートさせようとしている人、プロジェクトが停滞して困っている人…
そのどれもが面白そうなのです
プロジェクトをすでにスタートさせている人にはお手伝いを申し出ました…
これからスタートさせようとしている人には、一緒にやりたいとお願いしました…
プロジェクトが停滞して困っている人には、その最適解を持っている人を紹介しました…
次から次へとやりたいことが見つかっていく
そのプロジェクトが終焉を迎えるころには、他の方とのプロジェクトがスタートしている
いや、そもそも、プロジェクトをお手伝いして一緒に駆け抜けたら…、手を放してくれません、笑、次のプロジェクトにも当然巻き込んでもらえます
ずっと、やりたいことが回転していきます
これがぼくの新しい価値観です
🔳さあ、天命を知ろう
孔子は、50歳という時を、天命を知る時だと言いました
この年齢は、ある人にとっては、天命(自分の寿命)を知るのでしょう…
それは、世の理を知らず、己を知らず、何のために生まれてきたのかに関心のない人が残りの人生の少なさと、変わることのない自分を50歳にして、知る、ということなのでしょう
しかし、ある人にとっては、天命(天からの使命)を知るのでしょう
そして、ぼくはそれを、ダンスするように今を生きること、と知りました
多くの人に出会って、多くのプロジェクトを手伝って、やりたいことを一つでも多くやっていく
それが、ぼくの天命なんだと思います
今年、ぼくのテーマは、地方創生、と、海外から見た魅力ある日本の土壌づくり、です
これもプロジェクトが終焉を迎えたとき、ぼくは同時並行でまた新しいテーマを走らせているでしょう
明日、50歳になります
しかし、平常心でいつものような朝を迎えようと思います
そして、次の10年もプラチナな10年にしたいと思います
今日、ゴールデンだった40代最後の日の心境でした
みなさん、ここまで読んでいただき、ありがとうございました
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