Yojiro Toya

株式会社BLUE STYLE/あげるの連鎖 Chain/エンジェルラウンド・シードラウ…

Yojiro Toya

株式会社BLUE STYLE/あげるの連鎖 Chain/エンジェルラウンド・シードラウンド https://chain.gives/lp/

最近の記事

Chain は貨幣経済の課題を解決する

今まで、ピッチデックを共有させていただいた方から、なんの課題を解決するのかがわかりにくいと言われてきました。 2023年に入り、改めて Chain は何なのかをひたすら考えてきました。 そして、Chain はリユースのプラットフォームをしたいわけではないのに、リユースの課題を解決すると謳っていたことが間違っていたという事に気づき、Chain はそもそも生活のインフラになるプラットフォームと考えていた事から、お金ではない物のやり取りがやりたい事だと改めて考えました。 ただ、

    • 生前整理はChainのターゲットになるかどうか調べてみた

      最近では没後に家族に遺品整理させるのが大変だということで、生前整理という文化が注目されてきています。 Chain でも昔から遺品整理は、ターゲットになるのかもしれないという可能性は考えていました。 そこで、遺品整理、生前整理で色々と考えたので note に残しておきます。 生前整理とは思い入れのある自分の所有物を、生きている間に終活として整理することを言います。 これは、思い入れのある物を本人が手放すことになるので、Chainのターゲットの可能性は高く感じました。 しかし、

      • 転売って許せる?許せない?アンケートで調査してみた

        転売について調べたのですが、定量的な情報が調べても見つからなかったのでアンケートを作成し、アンケートの集計をしました。 前回の記事:「転売について一般的にどう思われているか調べてみた(ぜひアンケートにご協力ください)」 アンケートの回答は30人で、note 、Facebook、Twitter で募集したので回答した人の属性は様々です。 前提として今回は、あえて「転売」を定義していません。 転売の解釈は人それぞれで違うと考えたからです。 定義していない以上、あくまで転売に

        • 転売について一般的にどう思われているか調べてみた(ぜひアンケートにご協力ください)

          転売ヤーに対して是非の情報を良く見るようになりました。 これはリユースサービスがメジャーになり、インフラとして利用されるようになったのではないかと言う憶測が前提にありますが、そのことによりルールのない売買が増えてしまったことが、転売が広まった原因と考えています。 実際、転売を禁止するルールや法律はありません。(販売する物によっては違法になる場合はあります。) そもそも、転売が禁止されることかどうかの判断すらできません。 そのことで、転売が善か悪かを個人の感想でしか判断でするこ

        Chain は貨幣経済の課題を解決する

        • 生前整理はChainのターゲットになるかどうか調べてみた

        • 転売って許せる?許せない?アンケートで調査してみた

        • 転売について一般的にどう思われているか調べてみた(ぜひアンケートにご協力ください)

          ガンプラモデラー人口を推考してみた

          Chainをスケールさせるにあたり、今後は”コレクション”に特化したプラットフォームとして開発していこうと考えています。 色々なコレクションジャンルがある中、情報を集めたり、データを分析したりして検討したけど、私自身がガンプラモデラーであることもあり、まずは”ガンプラ”にターゲットを絞り進めようと思います。 ガンプラとコロナ禍 ガンプラは20年以上前、大学生の頃から、お金・時間・保管スペースがあるときに作っていたけど、一昨年からまた再開しました。 しかし、コロナ禍になり

          ガンプラモデラー人口を推考してみた

          Chainお試し体験してくれる方を大募集

          まず、Chainとは、複数人で他の人が不要になった物に「ほしい」とすることで、欲しいものをもらうことができる、CtoCの交換プラットフォームです。 複数人の「ほしい」が繋がって輪になることで、交換が成立します。 お試し会員募集 そのChainが、先着50名様限定で、お試し会員として参加していただける方を募集しております。 お試し会員でご参加いただける方には、Chainに出品するための書籍2冊を進呈いたします。※書籍のタイトル、ジャンルは選べません、返却する必要はありません

          Chainお試し体験してくれる方を大募集

          Chain はなんのために

          リユース、リサイクルには多くの課題があります。 環境問題、サスティナブルなどのキーワードは最近よく聞くようになりました。Chainは分かりやすくメルカリやジモティと同類と考えられてしまい、リユースするためのプラットフォームと見られることが多いです。 もちろんリユースビジネスなので間違ってはいないのですが・・ これは私たちの見せ方、伝え方がうまくできていないせいで、実際はリユースするためのプラットフォームとは大きく違います。スタートアップとしては言語化ができていないということ

          Chain はなんのために

          みなさんが今のリユースを使う理由

          Chainの資料作成のために色々と調べていたのですが、面白い調査結果を見つけました。 今現状でリユースを利用している人たちは、お金を稼ぐことも動機としてはもちろん大きいですが、それよりも「捨てるのがもったいない」という動機の方が大きいということです。 また、このようなデータも見つけました。 この調査結果から、あげる相手が欲しいと言えばあげたいという人が多くいるということがわかります。 現状はリユースで「販売する」「下取りしてもらう」という選択肢か、もしくは「捨てる」と

          みなさんが今のリユースを使う理由

          Chain は物々交換じゃない?

          最近考えていることですが、Chainは物々交換ではないのではないかと考えています。 そもそも、最初にChainを考えた時は物々交換でわらしべ長者の体験ができるプラットフォームと考えていました。しかし、サービスを考えていくうちに「わらしべ長者」とは、もらう側にメリットがあることを表現している言葉で、Chainはあげる人、あげる行為を加速させるプラットフォームであるべきだということがわかったため、「わらしべ長者」という言葉を使わなくなりました。 そして、最近はCtoCの物々交

          Chain は物々交換じゃない?

          Chain が進化しました

          2022年5月11日に Chain が進化しました! 詳細の改善内容は前回の記事「Chain が生まれ変わります!」で書きましたので、今回の進化の目的を書こうと思います。 Chain というのは複数人で行う「物々交換」なので、どれだけアイテムの出品にストレスがないか、欲しいアイテムを探すのにストレスがないかということが重要だと考えています。 アイテムの出品はまだまだストレスが高いUIだと思っていますが、以前の出品よりも軽減されていると思います。 最終的には写真をアップする

          Chain が進化しました

          Chain が生まれ変わります!

          2021年10月28日にリリースしたChainですが、九州産業大学との実証実験も兼ねてのリリースでした。 実証実験の内容 参加学生80人が参加 学生それぞれが欲しいアイテムをChainで用意 ランダムで配られたアイテムを出品し、自分が欲しいアイテムをChainで手に入れる このリリースでいろいろなことがわかりました。 特に以下のことに注目しています。 「ほしい」だけのユーザーばかりでは、出品の質が落ちること 出品サイズに制限があると、積極的に出品ができないこと

          Chain が生まれ変わります!

          使っていたものってあげにくい?

          現状では誰かに使っていたモノをあげるのって、なかなかハードルが高いと感じています。 使われなくなるタイミング まず、使っていたモノが使われなくタイミングは大きく2パターンあると思います。(他にもあると思いますが・・) ①片づけや引っ越しで整理のため要らなくなる。 ②買い換えるなどして、今まで使っていたモノが眠ってしまう。 「片づけや引っ越しで整理のため要らなくなる。」場合はわかりやすく、持ち主も不要という認識を持ちます。なので、次の行動はリユースショップに売りに行ったり

          使っていたものってあげにくい?

          モノは溢れている

          すぐにダメになっても気にならない、ファストアイテムが定着し、世の中には安くて買いやすいものが溢れています。 しかし、リユースで売買されているモノは、値段のつきやすいブランド品や人気アイテムがほとんどです。 例えばノーブランドの洋服や、三流メーカーの家電、どこで買ったかわからないような雑貨などは、売っても二束三文にしかならないので、積極的にリユースされません。しかし、引っ越しや買い直し、サイズアウトなどで、まだまだ使えるものが不要になることは多いです。 メルカリやヤフオク、ジ

          モノは溢れている

          リユースビジネスの難しさと課題

          今回の記事は、物々交換のサービスを始めるにあたり当時考えていたことを書いていきます。 元々、若い頃にリサイクル(リユース)ショップに疑問がありました。 買取価格安くない?販売価格高くない?・・・と・・・ 次にメルカリが当たり前になった時に、これで私の疑問は解消された!と思いましたが、新たに販売者と購入者で、今までのリユースにはなかった問題が出てきました。 まず、リユースショップの買取価格と販売価格の問題ですが、小売業で大きな課題の一つは仕入れです。仕入れて売るというのは

          リユースビジネスの難しさと課題

          モノの価値は2つある

          Chain というサービスは、物々交換をやりやすくするためのプラットフォームです。ただ、Chain がやりたいことはモノの交換ではありません。 やりたいことはモノの価値の最大化になります。 モノの価値には2つの価値が存在しています。 2つの価値とは「社会的価値」と「主観的価値」です。 「社会的価値」とは、相場(価格)とか、使えるかどうかといった、客観的に定められる価値です。これが既存のリユースサービスで、モノの価値として値付けをし、お金を払って譲ってもらうという循環が生まれ

          モノの価値は2つある

          価値の連鎖プラットフォーム Chain とは?

          https://chain-market.net/lp/ 私たちが運営しているChainのしくみのお話です。 手元に使わなくなったものってありませんか? 「価値観の近い人とモノや価値観を共有したい」 「まだ十分使えるけど新調したから誰か使ってくれないかな?」 Chain はそんな ”モノ” を共有できるプラットフォーム 参加の仕方はカンタンで、欲しいと思ったモノ全部に「ほしい」と意思表示するだけ(お気に入りボタンのようなイメージです) 「ほしい」という気持ちがモノ

          価値の連鎖プラットフォーム Chain とは?