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社会人としての自覚?

数日ぶりですこんにちは
社会の底辺を生きる茶坊ピエロです

暑さも本格的になってきましたね。
毎日エアコンの利く部屋で愛猫二匹と、絵を描いたり遊んだり浅い睡眠を貪っていたりしています。
皆様も熱中症にはお気を付けくださいね。

残業についての考え

さて、くだらない前置きのお付き合いありがとうございます。
皆さんは残業って何だと思いますか?
定時に終業できずに残ってやる仕事?
それとも一日の労働基準を超えた時間の仕事?

恐らく多くの方の認識は前者だったと思います。
よっぽど職場環境が悪くなければ、残って仕事をさせられることはあっても早く来て仕事をするなんて経験はないと思います。
それは後者の意見の場合でもそういった経験をした方は少ないのではないでしょうか?
今から話すことが見てくださった皆様の参考になれば幸いです。

社会に出てから数か月で辞めた会社の話

私も社会に出る前、学生時代はコンビニやスーパーでバイトをしていましたがそんなことはありませんでした。
そして大学を卒業して社会人一年目、人生初めての前倒し出勤をさせられます。

私の所属していた会社は始業時間が午前九時の会社で、配線工事を外注し現場に出向して作業をする仕事でした。
初めて現場に行く日、出勤準備の為に早めに出勤させられます。
なんと時刻は朝の六時。
その時はどこか遠い場所に行くのかと思い、こんな早く出勤するんだ、職人って意識が高いなって思っていました。
しかし出勤してみると、道具など現場に行くための準備を始めていました。

昨日のうちにやっとけよ・・・

新人で道具がどこにしまってあるかもわからないので車に収納するくらいのことしかできませんでしたが、そう思ってしまいました。
そして現場での仕事が終わり、帰りにどうして前日に準備をしないのかを当時の先輩に聞きました。
ここで更に耳を疑う言葉が出ます。

「退勤時間過ぎたら残業代を会社が払わないといけなくなる。出勤前なら残業にはならない。会社の為にもそれがいい」

多少言葉遣いは違いますが概ねこんな感じの答えが返ってきました
言葉の意味は理解できましたが、そのことを理解できるかは別の問題。
出勤前は確かに残業ではないのかもしれません。
しかし時間外労働手当を支払う義務はあるのです。
会社のためと言われても、入って間もない人間にそれを受け入れろと言われても無理な話です。

ここで教わる姿勢がないと非難する人も多いことでしょう。
しかしこの会社は一味違いました。
仕事の質問すると

「君は何のためにスマホを持っているの?」

てめぇの腐った頭を叩き割るためにある
あきれると同時にこの会社はヤバいから辞めようと決意しました。

残業代を新人が請求するのはおかしい?

残業代は社員がもらうことに当然の権利です。
それは新入社員でも変わりはありません。
しかし新入社員は仕事を教わっていたり、まだ仕事を振られていなかったり、会社に対して利益を出していないのもまた事実ではあります。
利益を出していない人間の初期投資として給与を支払っているわけで、会社としては現状赤字なわけです。
先ほどお話しました、私が所属していた会社のようなケースはレアですが、新人に対して残業代を払いたくない経営側の気持ちもわかります。

株式会社を経営するということは、慈善事業をしているわけではないのです。

あって間もない人間にお金を払って仕事を教えるのは、その人間が仕事のできない使えない人間だった場合は間違いなく無駄金になります。
もちろん人間はどの部分でも輝く部分はあるとは思います。
しかし、だからと言ってその人物が会社の仕事ができるかどうかは雇ってみるまではわからないのです。

企業にはそういった気持ちがあることを踏まえた上で、新入社員の方は残業を要求しましょう。
新入社員と言っても中途採用で即戦力として雇われてるケースだってあるのです。
残業の作業量や拘束時間に、基本給が見合ってないと考えればそれは当然の権利として要求することを社会の底辺を生きる茶坊ピエロは推奨します。

学生気分と社会人としての在り方

学生気分で何が悪い?

先ほど話した残業についての議論はよく聞く言葉だと思います。
それではこのタイトルにも入ってる学生気分、それが抜けないという単語も新卒の方はよく聞く言葉ではないでしょうか?

いつまで学生気分でいるつもりだ?

君はもう社会人なんだ、その自覚を持ちなさい

新卒で仕事のミスをしたりしたときこういう怒られ方をした経験がある人もいるのではないでしょうか?
私はこの言葉が非情に嫌いです。

こういう言葉を吐く人に社会人と学生の違いを問いてみると、大体は納得する答えが返ってきません。
学生は学校に所属している限りはお客様なのです。
だからお客様気分で働かれると売り手側は困ると言われます。
これ、関係あるように見えて関係ないですよね?

学生気分=お客様気分といえます。
逆に言えば学生気分である事は客目線であることとも取れます。
客目線である事は売り手側にとっては必要な事です。
確かに客の中には横柄な態度を取る人も居ます。
そう言うやつの気分で働くなと言えば確かにそうかもしれません。
しかし客が売り手に対して横柄な態度を取っていいですか?
常識的に考えたらダメですよね。
つまり学生気分が抜けてないって言う人間は、客は売り手に対して横柄な態度を取っていいと、自分から発言してるような物です。

怒られてる自身に原因はあることは確かです
しかし怒られてる理由以外で難癖をつけられるのは、信頼関係にもひびが入りますし、あまりよくないと思います。

使い捨てるというのであればそれまでですが・・・

学生気分とは

否定してばかりなので、学生気分が抜けてないを純粋に言葉の意味通り受け取った場合も考えていきましょう。

学生気分、それは学校内で誰かの庇護下にある状態のことを指すと思います。

テストで落第点を取っても補修や内申点で補完できたり、わからないことがあれば教師が教えてくれたり、何か学校での不祥事があってもよっぽど酷くなければお咎めがなかったりします。
遅刻をしても怒られこそしますが、それ以上のペナルティはありませんよね。
しかし社会に出たら減給ですし、頻度が増えれば懲戒免職もありえます。

その補完してもらっていたものを自分たちで何とかしないといけないので、社会に出たのだからそれじゃダメだと言うことが、学生気分は抜けていないということだと思います。

最後に

上記で説明した物は、会社でのトラブルでよくあるケースです。
残業代が支払われなかったり、そもそもつけられなかったりなどは割と多くの会社がしてることだとは思います。
そんなずるをしてる会社に社会人の何たるかを説かれても心には響きません。
しかし怒られてることには自信に何かしらの非があるケースも少なくないと思います。
社会人としての自覚とは、自分の気持ちを抑えていかに自分のいいように持っていけるようになるかだと思います。

まぁ私のように、それでも自分の権利ばかり主張する文句を言い続ける社会人もいますw

文句を言い続けるのは簡単です。
しかし相手の沸いた怒りを抑えて、相手を見返したりするのも一つの社会人としての在り方ではないかと私は思います。

長くなりましたが、何か参考になったり心の安寧になっていれば幸いです。


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