チャウチャン

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鼻毛が出ているかもしれない

親しき仲にも礼儀あり、どれだけ理解し合っていても、どれだけ愛し合っていても、結局は他人だから言えないこともある、分かり合えないこともある。秘密だってあるし、言う必要の無いことだってある。言うか言わないかは本人の自由だ。 親しき仲であっても息が臭かったり、オナラが聞こえたりした際に"指摘するかどうか"は信頼関係だけでは成し得ない根本的な"何か"が存在する。この問題において、気をつけていても継続的かつ絶妙なバランスで最も"指摘してあげたいもの"があるのだ。 「鼻毛出てんぞ」で

    • エモいという言葉が苦手だ

      基本嫌なものがほとんど存在しなくて、好きなものばかりの、バイキングしようものなら何を乗せても私にとってのお子様プレートになりうるような人間なのだが、どうも苦手な言葉が一つだけある。 エモい この言葉だ。この言葉が持つ私への攻撃効果はばつぐんなのだ。どんなに自分を貶されようと、つまんないと言われようと、何も思わない自分だが、自分にも向けられていない「エモい」が、炸裂するだけで私の体力は瀕死に追い込まれてしまう。 最初は冗談半分で仲の良い友人にだけ 「エモいって言うなよォ!

      • クズ男の特徴 NEVER まとめ

        留学ぶりにnoteを書くということで、この構想は既にあったんですけど、描きたくなった理由が、 カツセマサヒコさんのコラム「雨の夜にだけ会いましょう」 第八夜 「深夜の公園は呼び出されるためにある」を読んだからです。 このコラムには幼馴染みの女の子に呼び出された主人公が登場します。同棲中の彼氏と喧嘩したのであろう幼馴染みの話を主人公の男の子は傍で聞きます。 「幼馴染みの女の子の彼氏」が、 まぁ所謂、悪〜〜〜い男なんですわ。 単純に大事にされていなく、外へ出ても必死に

        • 留学 32日目 "祝日"

          留学最終日の休日だ。 最終日にして、ついに動物園に行くことになった。 留学が決まって1番したかった、コアラとカンガルーを見るという行為を、まさか最終日にやることになるとは思ってもみなかった。 そして最終日にしてLIMEという、電動スクーターを初めて使うことになる。LIMEとは、日本で言うLOOPのようなものだ。日本とは異なり、歩道でも乗車してよく、免許証も要らない、20km程のスピードがでる電動スクーターである。 とても気持ちが良い。友人らに秋または春の自転車ぶらり旅に

        鼻毛が出ているかもしれない

          留学 31日目 "またねの季節"

          今日は大学最後の日だ。何となくそんな感じはしなかったが、とてもあっさりしていた。ちょうど、もうちょっと通っていたいな、寂しいな、という感じだ。 行きたくないという気持ちが出てしまってはお終いで、安心で安全で日常という慣れが出ても刺激が欲しい、となってしまうのかもしれない。 人は日常的に刺激が欲しいものなのだろう。私は人に刺激を与えられる人になりたいなと思う。パンチが足りないのだ私は。 教室から出る時、皆は口を揃えて see you ! と言う。もう逢わないかもしれな

          留学 31日目 "またねの季節"

          留学30日目 "笑顔は世界を救う"

          こんにちは、こんばんは、おはようございます、親愛なる他人さん達。 本日は、大学でpodcastというラジオのパーソナリティになりきって原稿を作って読むspeakingのテストを行った。 私の担当の内容は「漫画や歌詞の日本語の表現と英語の表現の違い」についてだ。東京事変の"丸の内サディスティック"の歌詞と、映画"聲の形"の台詞について言及している。 どちらもここでは紹介しないが、映画の字幕の表現や、セリフの表現の変更は素晴らしいものが多い。オリジナルの脚本、作詞が素晴らし

          留学30日目 "笑顔は世界を救う"

          留学29日目 "あなたはどうやって告白しますか?"

          こんばんは、親愛なる他人さん達。 今日は外国人の友人がご飯に連れていってくれるとの事なので8人ほどでご飯へ行った。外国人の友人達は日本語がある程度話せて、良くない日本語を沢山知っているがとても仲良くしてくれている。 留学とプライベートの海外旅行の大きく違うところは多くの同世代の外国人の友人ができるところだ。 そして、私はヘナタトゥーを入れた。タトゥーは前から入れたかった。しかし、本物のタトゥーを入れてしまうと二度と消すことは出来ないし、日本ではタトゥーは珍しく、あるだけ

          留学29日目 "あなたはどうやって告白しますか?"

          留学28日目 "泣くタイミング"

          私は冷たい人間だ。 冷たくなってしまった訳ではなく、奥の底では元々こういう人間だ。興味のある人と興味のない人、友人と他人の境界線があまりにも明確すぎる理由から、友人が少ないのだ。 人の前でにこにこするのは得意だが、皆が好きなのはその"元気な自分"であって、と考えてしまうことが稀にある。大丈夫という言葉を用いるのがあまり得意では無いように、OKという言葉を用いているときほど心がザワザワする。だから、最近はモーマンタイを使うようにしている(8割お巫山戯だが)。自分に言い聞かせて

          留学28日目 "泣くタイミング"

          留学27日目 "明日には"

          最終週が始まった。 最終週は暑い日はほぼなく、 春の訪れ(こちらでは秋の訪れというべきか)を感じる月曜日だった。 じわじわとする太陽はお休みしていて、しっとりとしたなめらかな一日だ。 今日は夜の寝る前にとあるスペースに入らせていただいて、お話をする機会があった。 大人になりたい、大人って何だ?大人の定義って?そんなことをよく考えるのだ。最近。 留学に来ているのに何を考えているんだ私は。しかし、たまにそれで頭がパンクしそうになったり、空回りしているかもしれないと思うこ

          留学27日目 "明日には"

          留学26日目 "日常に付箋を。"

          オーストラリア最後の日曜日が終わった。とても早い。そろそろお土産を買い始めている。 しみじみとホストファミリーと会話など。 デパートでお土産を買うというなんの工夫もない休日を過ごした。 今日は隣人が夜ご飯を食べに家に来るということで、ブライアンがお話をしに夜に来てくれた。日本語がとても上手でなんの障害もなく私と話ができるのだ。 彼は哲学を専攻していて、虚無主義について語ってくれた。既成の宗教・道徳・倫理・社会的慣習、さらには世界そのものや人間存在までをも無価値とする、

          留学26日目 "日常に付箋を。"

          留学25日目"いいヤツになりたい"

          本日は動物園に行く予定だったが、体調不良者が出たことによりパァ。予定変更、ずっと行きたかったモネのアートギャラリーへ赴いた。 去年に日本橋で開かれていた、immersive museumに似ているようなものだ。印象派の画家たちの世界観が現代の技術を使って表現されている。まるで19世紀ヨーロッパに迷い込んだようなそんな感覚だった。当日はマネをテーマにした期間であって、おそらく期間によってテーマが変わる。 印象派の画家たちに限らず、画家たちはどういった気持ちで誰を思って、どん

          留学25日目"いいヤツになりたい"

          留学24日目 "会いたい人がいるという贅沢な人生"

          ここにきて、日記を書くならわざわざnoteじゃなくてもいいんじゃない?何のために発信しているの?と思う人がもしかしたらいるかもしれないので、24日目にして言おうと思う。 そもそも日記など面白い内容でもなければ、ただ、その日にあった記録であるため、とにかく自由だ。しかし、'誰も見ることのない自分のためだけの日記"となると、何となく続かない気がした。であるからして、noteに書いている。noteを書いてみたい、というのもあった。 今日はビクトリア国立美術館という、cityにあ

          留学24日目 "会いたい人がいるという贅沢な人生"

          留学23日目 "来世は猫になりたい"

          留学という感じからわかるようにあくまで私たちは学びに来ている。大学に通っているため、最後の週にはテストがある。 Writing test practiceというテストの練習として、250語〜300語程のエッセイを70分で書くという課題に取り組んだ。エッセイは得意分野だ。しかし、海外のエッセイはTheies statementだの、Topic sentenceだの少し面倒くさい。さらにはお題がとんでもない。 People are reading and watching n

          留学23日目 "来世は猫になりたい"

          留学22日目 "戒め"

          これは戒めだ。22日目にして、ついに日記を忘れてしまったのだ。 2度目の映像博物館へ行き、シティの大きいナイトマーケットでジャズを聴きながら、甘いものを食したというのに。 甘えは良くない。曖昧に甘い位が良い。

          留学22日目 "戒め"

          留学21日目 "傾聴できる人"

          21日目にしてふと思ったことがある。日記と言うのはあくまで建前で、私は自分の考えや殴り書きしてみたいことが沢山あるのだろうと。 しかし、あくまで日記と称しているため、自由ではあるのだが、それはそれでまた別の機会にキャスで話すなり、スペースで話すなり、友人と酒を酌み交わすなり、して楽しもうとしよう。 この大学には様々な国から人が集っている。インドネシア、マレーシア、オーストラリア、日本、中国、イギリス、ロシア、ブラジル、アルゼンチン、etc。 日本にいても外国人の方々と会

          留学21日目 "傾聴できる人"

          留学 20日目 "美味しいものは人を幸せにする"

          今日は20日目にして初めて料理をした。次の日のランチとして炒飯を作った。料理と言えるようなものが完成したかと聞かれると微妙ではあるが、炒飯は人生で1度も作ったことがないため、初めての挑戦だった。まさか、初めての炒飯を海外で作ることになるとは思ってもみなかった。 ホストマザーが喜んでくれ、フライパンを煽っていてWOWWOW言うのはなんだか家庭科の授業を思い出して、少し懐かしかった。 美味しいものを食べると人は笑顔になる、幸せになれるのは事実なのだと実感した。こんなに人を笑顔

          留学 20日目 "美味しいものは人を幸せにする"