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不法越境者の収容に1日224ドル納税

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カナダに不法入国した亡命申請者が、納税者の負担で高額な日当を現金化していることが、新たな文書で明らかになった。

保守党のリアン・ルッド議員の質問に対し、自由党政府は、不法にカナダに入国した特定の亡命希望者の糧食と宿泊のために、納税者が1日あたり224ドルを支払っていることを認めた。

ルッド氏は、オタワが移民審査を待っている亡命希望者のために「商品とサービス」のために積み立てている資金の詳細を記した政府の回答をソーシャルメディアに公開した。

その数字によると、1日あたりの平均宿泊費は1部屋あたり140ドル、さらに1人あたりの食費として84ドルが確保されており、1人あたりの1日あたりの総支出は224ドルになる。

「NDP・自民党政府は、不法入国者にカナダの高齢者救済の10倍の給付金を与えている!恥ずべきことだ!" とルードはXにコメントしている。

この情報は、カナダで難民申請が増加している時期に明らかになったもので、カナダ移民・難民・市民権省によれば、156,032件の難民申請が処理されている。

すべての申請者がIRCCの管理する施設に収容されているわけではないが、かなりの数が亡命希望者の流入によってもたらされた問題を浮き彫りにしている。

一時的な住居の必要性が高まっていることを受け、自由党は増加する亡命希望者に住居を提供する暫定住居支援プログラムを開始した。

11月現在、オタワはカナダ全土で7,000人の一時的な宿泊施設に資金を提供し、3,800の部屋を使って年間5億5,700万ドルの税金を投入している。

ルードの質問は、特に政府が「不定期国境通過者」と呼ぶ亡命希望者のグループに向けられたもので、これは亡命を主張するために不法に国境を越えてカナダに入国した人々を指す。

IRCCのデータによると、不法越境者の申請保留件数は昨年末までに42,387件に達し、年末までに2,145件と大幅に増加した。

2023年3月にケベック州への不法越境地点として頻繁に利用されていたロクサム・ロードが閉鎖されたにもかかわらず、亡命希望者の流入は続いており、移民当局が申請を効率的に処理する能力に疑問が投げかけられている。

IRCCのデータによると、不法越境者39,643人が正式な難民認定を受けた一方で、22,611人の申請が却下、撤回、放棄されている。


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