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2016年以降、トルドー政権から48台の車両が盗まれる

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トルドー政権はカナダ全土で急増する自動車盗難を取り締まると主張しているが、新たに公開された文書によれば、この問題は政府にとっても大きな打撃となっている。

月曜日に下院に提出された文書によると、2016年1月から2024年2月までの間に、14の省庁から48台もの公用車が盗まれている。

2021年から2023年の間に、法務大臣の公用車が3回も盗難に遭っている。

盗難車両の大半はオンタリオ州で、オタワで10台、グレーター・トロント・エリアで2台が盗まれた。

また、アルバータ州、ブリティッシュ・コロンビア州、マニトバ州、ケベック州、サスカチュワン州、ヌナブト州でも政府車両の盗難が報告されている。

最も被害が大きかったのはRCMPで、19台の車両が盗難にあった。

次いでカナダ公園局が7台、カナダ農業・農業食品省が4台となった。

カナダ国境サービス局とカナダ先住民サービス局もそれぞれ3台の盗難車両を報告している。

このほか、カナダ歳入庁、カナダ環境・気候変動省、カナダ雇用・社会開発省、カナダ財務省、カナダ運輸省、カナダ世界問題省などが盗難の被害にあった。

資料によると、48台の盗難車のうち、2台は2度盗まれ、34台はその後回収されている。

エクイテ協会が2月にまとめた警察のデータによると、カナダでは昨年7万台以上の車両が盗難に遭っている。それによると、2021年から2023年の間に、盗難車両はオンタリオ州で48%、ケベック州で58%、アトランティック・カナダで34%増加しているという。

盗難車の約3分の1はカナダ国内で転売されるが、大半は組織犯罪シンジケートを経由して、アフリカや中東行きの輸送コンテナで国外に運び出される。

カナダの自動車盗難危機に関する複数の管轄区域にまたがる調査の一部である捜査官は、2023年12月の調査開始以来、先月598台の盗難車を回収したと発表した。

「カナダでは、5分に1台の割合で自動車が盗まれています」と、モントリオールで行われた記者会見で、Équité Associationの調査サービス担当副社長であるブライアン・ガスト氏は語った。「カナダでは自動車盗難が危機的なレベルに達している。」

自動車盗難の請求は2020年以降急増しており、全国で319%増加している。そのため、オンタリオ州警察の自動車盗難・レッカー移動チームは、カナダ国境サービス庁と提携し、車両を回収し、不法に国外に輸出される前に阻止することになった。

「プロジェクト・ベクター」と銘打たれた現在進行中の捜査は、ケベック州警察、モントリオール警察、Équité協会と共同で実施されている。


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