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我々はどこへ行くのか

Twitterが使えなくなってしまった。
公式アプリ、ブラウザ、PCブラウザ、TweetDeck、どれも討ち死にした。
通知以外何も見えない。tweetも出来ない。
noteにつぶやき機能があると知って即座に活用を始めた。

ところで、1月下旬くらいからChatGPTが世間を賑わせ始めた。僕はこの円安のご時世にありながら、毎月20ドル(今やほぼ3.000円である)課金して仕事を手伝わせたり人生相談に乗ってもらったりご都合恋愛小説を錬成させたり膨大なネット記事の要点だけを抽出させたりしている。元は充分に取れている。(この話はまた別エントリで書きます。)
というわけで、困った時のGPTパイセンが行動パターンとして染み込んでいる僕は、このTwitter混迷禍の初手でAIの神託を頼んだのである。
GPT-4を使い、英文・和文それぞれで、「Twitterがサ終するなら移住先として適切なSNS、Webサービスは何か、ランキング形式で紹介せよ」と。

結果としては、日英共にトップはマストドンだった。僕も前回のTwitter混迷禍(半年くらい前?)にアカウントを作ったのだが如何せん重すぎて何もできない。恐らくTwitterからのテラフォーミングを狙った民が世界中から押し寄せたせいだ。

2位も日英共通で、こちらはReddit。いにしえの2ちゃんねるを彷彿とさせる雑多な情報の奔流である。半年前は日本語に対応していなかったと思うのだが、最近はおすすめトピックとして日本語も流れてくるので変わったのかも知れない。実は情報量があまりにすごいので僕はあまり読んでいない。それこそ2ちゃんねるみたくまとめサイトがあればいいのかも知れない。

3位。ここで登場、Facebook。日英共通。
日本には記名の文化は馴染まないと往年のmixiがケツ毛バーガー事件で教えてくれたはずなんだが。しかし合う人には合うんでしょう、ビジネスの繋がりをメインとする人たちなんかは特に。僕のTwitterアカウントは育児の話題が中心で、相互関係の人は皆、苦楽を共にした戦友である。それは匿名性がなせる業だ。本名掲げて人生の暗部や渾身の親バカを垂れ流すわけには行くまい。

4位以降は日英で分かれた。
日本語で質問したとき、4位はDiscord、5位はInstagramだった。Instagramは画像中心であることがTwitterユーザと馴染まないのではという見解に基づく順位で、AIの洞察にはすっかり感心してしまった。

英語で質問した場合は、LinkedInが続いた。日本ではとうにオワコンな気がしているのだが僕の周りだけなんだろうか。MS Officeにも紐付けできるようになっているのでコネクションを活かして延命したのか。解らない。TikTokもランクイン。こちらもInstagram同様、動画中心のSNSである点が順位を下げた理由である。

というわけでGPTパイセンにはあまりご活躍いただけなかった。僕のプロンプトがイマイチだっただけかも知れない。
結局僕はnoteのつぶやき機能に活路を見出し、LINEで連絡の取れるFFさんにリンクを送り付け、TwitterのAPIナントカが解除されるその時を虎視眈々と狙っている。サムネはお絵描きばりぐっどくんに「Twitterがサ終したので新天地を求める青い鳥をゴーギャン風で」頼んだものである。

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