14歳に聴いていた音楽
友達にもらったカセットテープには、CHARAの『Happy Toy』が入っていた。
部活も違うし、お互い他にも仲の良い人はいるような関係だった。
クラスでよく先生に注意されるような子で、勉強はあまり好きではないけど、絵がとても上手で、おしゃれな子。
雑誌『SEVENTEEN』を初めて見たのは彼女の家だった。ファッションに疎い私は14歳なのに?なんて思ったものだ。
いつだったか、CHARAのカセットテープをくれた。大好きなのだという。私も何曲か気に入って聴いていた。
『Happy Toy』は当時の友達を思い出す大切なアルバムで、もらった頃よりも時間がたっていくほど好きになり、40代の今でも聴きたくなるアルバムの一つだ。
14歳の時に聞いた音楽が、自分の音楽の好みに最も重要な影響を与える、と、3年ほど前に話題になっていて、核心をついた研究結果だと思った。
近年、ラジオで『面影』というCHARAの歌を耳にして、AORな大人の雰囲気で包み込まれるような素敵な曲だった。それから最近の歌も聴いてみている。
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