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バンタンマイベスト2022

あたりめです。

あけましておめでとうございます。(遅)
2023年になりました。2022年のバンタンマイベストを考えてみようと思います。(年末にしとけよ)


1曲1曲に異なる良さがあることは大前提として、こういうのってどうしても自分のなかの '波' というか、今これキテるゥ〜〜〜〜〜!みたいな、流行りが発生すると思っている。なので2022年の1年間、これよく聴いたな〜とか、これ好きだったな〜という曲を ①グループ(ベスト5)、②ユニット(ベスト3)、③ソロ(ベスト3) に分けてちょっと振り返って、それぞれなぜ好きなのかを考えてみることにしました。レッツ・好きの追究!!!!!!!!!!


私は基本的に歌詞については すすんで読むことはしないタイプ (※理由はあるのですがここでは省きます) なので、いやいや歌詞内容に対してトンチキなこと言いすぎだろ〜〜〜みたいな部分も出てくるかと思います、そのあたりはすみません…

※ミクテやコラボ曲・OST等は省いて考えました。



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グループ編 ベスト5

5位 Am I Wrong

21세기 소녀(21世紀少女 / 21st Century Girls) と死ぬほど迷った。ほぼ同率5位。
この2曲は、いろんな音がこれでもかと詰まっている感じがあって、すこしガチャガチャとしたおもちゃ箱のようなサウンドになっているところが大好き。迷いに迷って、サビ部分で Am I Wrong に軍配が上がったためこの戦いは終わった。(何の戦い?) いつ聴いても楽しい気持ちになれる1曲。



4位 Black Swan

ありそうでなかった楽曲。どれも間違いなく1つの作品ではあるけれど、Black Swan はそのなかでも特に作品味(作品味)が強すぎるのでは……………?
確かに音楽を聴いているはずなのに、美術館での静寂のなか、1枚の絵画を見つめているような感覚に陥ってしまう。激情でありながらどこかヒヤっと冷たいような、そういう '一歩引いた 冷静でドライな視点' を持たせるような、不思議で特別な魅力のある1曲。


3位 Not Today

何度聴いても全く同じようにテンションが上がってしまう1曲。曲全体の構成というか、テンポ感が大好き。全体を通して重低音が多いところも本当にいいけれど、ラスサビ前にスポットライト照らされたんかの如く響きわたるジミンのハイトーンボイスがキマりすぎていて大好物。IDOL もそうだけど、ジミンのハイトーンボイスがハチャメチャにクールに強くはめられているフレーズが私は大好き。



2位 Ma City

正直、2位と1位はメチャクチャ断トツなのです。この2曲は自分のなかの波みたいなものとは無縁で、ずっと聴きまくる曲なのだろうな…と思っている。

Ma City、マジで全てのパートが強すぎやしませんか…? まずいきなりジョングクのアドリブ(あれはアドリブで合ってますか?)から短めのフレーズで曲が始まる。

意味が分からない。


あんなのから始まって、このあとこの曲がどうなっていくのかあれでは1ミリも想像が出来ない。ずるすぎる。愚痴りだした矢先、スムーズにverse1に入るものの、そこで繰り出されるのがナムさんのバチイケもっちりラップ。もっちりしすぎている。大好き。


そしてここで私は気付いた。マズイ、Ma City になってから明らかに文章が長くなっている。でも書きたいことの7分の1くらいしかまだ書けていない。たぶん好きなフレーズの話をしてしまうと長くなるんだ、フレーズはフレーズだけの別記事にしよう。うぬ。

話を戻します。(はよして)
冒頭、あんな『歌い上げまっせ〜〜〜』みたいなフレーズから入っておいて、本格的に曲が始まるといきなりゴリゴリのラップが繰り出される。ああ あの冒頭部分はちょっとした飾りだったんだな〜とゴリゴリテイスト(ゴリゴリテイスト)を受け入れ始めたところ、再びサビでさっきの冒頭部分のような華やかさ全開歌い上げパートが再来する。私は完全に迷子になった。迷子になり、まんまとこの曲に とらわれてしまった。歌い上げるんか、ゴリゴリなんか、どっちなんだいッ!と脳内で きんに君がハツラツと叫んでいた。

とにかく私はMa City のラプラが本当に大好きなので、細かいところは好きフレーズ記事を書くときのために残しておきます。きんに君には帰ってもらいます。



1位 Outro : Wings

Wings!!!!!!!!!!お前がエースだ!!!!!!!!!!!!!!!(ドデカ声)


この曲、本当に面白い。面白いし、コンサートで化けるタイプのやつだと個人的に思っている。

基本的にはMa Cityと同じ類の 好き かもしれない、意外性であったり予測が難しいところにやられる感じ。いきなりストリングスで始まるじゃないですか。K-POPよ?これK-POPなのよ?K-POPがこんなちょっぴり懐かしささえ感じるような歌謡っぽさ全開のストリングス&リズム音から始まるの?正気か???ちょっといっぺんそこ座れ???????


じっくり聴くと、わりと構成はシンプルになっているような気もする。同じフレーズをずっと繰り返すトラックがたくさんあって、それを同時にいくつも重ねたり、少しだけ重ねたり、ズラしてみたり、そんな感じに聴こえる。

そこをシンプルだけで終わらせない、この曲の好きなところの1つが、ちょいちょい組み込まれているクラップ音やこれでもかと撒かれている合いの手(掛け声)になる要素。コンサート会場では一人残さず音の渦に巻き込んでくれるだろうし、逆に普段の生活のなかで聴けば一瞬でコンサート会場に連れていってくれる、そんな魔法みたいなエネルギーを持っているようで、私は本当にWingsが大好きなのです。実際にコンサートで聴いたことがある人に是非感想を聞きたい。絶対楽しかっただろうな〜〜〜

そしてWingsもまた、ラプラが………ラプラが本当に……………あのゥ……………………………スキデ………………………………………………(続きは別途記事にて)



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ユニット編 ベスト3

3位 Jamais Vu

すみませんこれは…エット………アノデスネ……………

j-hopeさんが……………………………………………(出たよ)

口開けばj-hope j-hopeってどうなってんだマジで(※ユンギペンです)、ホソクさんが良すぎるのが悪いんだ、オレは "アーティスト j-hope" さんのファンなだけだ、何も悪くないからな。ウンウン こっから先は別のとこで書こうな。ヨシ

この記事を書くためにバンタンの曲を一通り聴き直していて、自分が『JN×JK×ラプラ(1人)』の組み合わせにめっぽう弱いということに気が付いた。コレよコレ!!!こういうことに気が付けるのが楽しいんだ!!!!!やってよかったねオレ!!!!!!!

そこから さらに踏み込んで、なんでこの組み合わせに弱いのかを考えてみたのだけど、おそらくジンくん・ジョングクに包まれたその1人が極限まで自由に魅力を爆発させているところがたまらなく好きなのだと思う。
比較的ベーシックの類に分類されるボーカル2人によって拡げられる空間・自由に遊べる音の海みたいなものが、とんでもなく広いんじゃないかと考えていて、その結果、まるでソロ曲かのようにもう1人がそこで伸び伸びと自由に魅力を放っているように感じられるのが私は好きなのだ。

だからと言ってこのとき、ジンくんとジョングクは決して自分の表現を制限しているわけではなくて、いつも通りスバラシマァな歌唱を繰り出しているのだからマジで嫌になってしまう。(嫌なのかよ)

'2人が拡げる音の海が広い' と書いたけれど、こんなボヤッとした表現で伝わっているのだろうか…?

急にイメージが真逆までいってしまうが、分かりやすいもので例えるなら2人はホカホカつやつやの白米になる人で、もう1人はそのご飯のお供になる人なのだ。何を用意したって確実にウマい。口に運ぶ前から勝利が確定している感じ。だいぶ冒険に走っても、必ず白米が良いところを拾ってくれる。これが冷やご飯などではなく(チャーハンには冷やご飯だけど)、ホカホカつやつやという白米史上ベストコンディションでスタンバイしてくれているというところがありがたすぎるポイントなのです。ありがとうチーム白米。(?)



2位 Tear

キツい歌詞ではあるけれど、本当に大好き。個人的に今のラプラに歌ってほしい曲ナンバーワンでもある。
ラプラの曲の良さを話そうとすると曲そのもの(メロディーなど)というよりかはどうしても言葉の放ち方に焦点が当たってしまうので、Tear の好きポイントはまるっと別記事になる…のか………?(打ちながら脳内で思考中) あ、曲全体を通してずっと切迫感というか、緊張感みたいなものを醸す音で構成されているところとか…好きだな…好きです………ウン

あと、ラップの構成で好きなところを挙げるとすれば、ラストにホソクさんを持ってきたということでしょうか…………………

私のなかでナムさん・ユンギさんは比較的 『言葉の人』、一方で、ホソクさんは『リズムの人』なのです(※下記2023.4.12追記)。ラプラの曲はラップにあまり馴染みのない人からすれば、どこでどんな風に乗って楽しめばいいのか、少し戸惑うこともあるかもしれない。私も時々そうなので。(外国語だからというのもあるかも)

そういう時のホソクさんの存在って、メチャクチャ大切だしありがたいと私は思っている。ダンスの血が脈々と流れているホソクさんの 'リズムを軸にしたラップ ' は、ラプラの楽曲のグルーヴをより見えやすく、感じとりやすくしてくれる、そんな存在。
ほぼホソクさんの話になってしまった。マジでもうやめない?この展開飽きてきたぞ。なんなの?ユニットの話なんじゃないの???テーマって何?????(故障)

※2023.4.12追記
書いていた当時から微妙に自分のなかでしっくりきていなかった "ユンギさんは比較的に言葉の人" 。言葉とリズムの2つで考えていたことと、ユンギさん特有の直接的で強烈な歌詞が印象深く残りやすいことが影響してこうなっていたのかも。

ナムさんは『言葉の人』、
ユンギさんは『音の人』、
ホソクさんは『リズムの人』。


これでしっくりきました!!!
なんでこんなことに気が付かなかったのか!!!
自己満です!!!!!



1位 Stay

グループ・ユニット・ソロ全て含めて総合で見たとしても1位になるのが Stay。本当に本当に大好きな1曲。私のナンバーワン。

この曲、美しすぎませんか?????


自分のなかで想像することができる、いちばん綺麗な場所の音がする。色は青と白と透明で、すごく水分を感じるような潤っているような、それでいて空気もこの上なく澄んでいて、どこが端か分からないほど空間としてメチャクチャ広い、みたいな。この曲の個人的なイメージはそんな感じ。

Jamais Vu のときに書いたように、Stay も『JN×JK×ラプラ(1人)』の組み合わせなんですよね。え?残る例の方が入ってる組み合わせ?そんなもんの話はしません。(現実逃避)

私がどうしようもなく たまらなく好きなのが、ボーカル2人によって境界が分からないほどに拡げられた 私にとってのいちばん綺麗な場所、この空間で響くナムさんのラップなのです。ディティールみたいなものの話は別のところでするけれど、この曲のナムさんの全てのパートがあまりにも '大切' すぎる。メチャクチャ感覚的な表現だけど、漠然と、絶対に大切にしなきゃと思うし、大切にしたいし、ここにずっとあってほしいと思う、何回聴いても心がギュッとなる、文字にするのが難しい そういうものがたくさんたくさん詰まっている曲。



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ソロ編

3位 Singularity

テヒョンの 鼻にかかったような籠もったような、あまりにも良すぎるあの声の出し方をなんて言えばいいのか分からなさすぎて、私のなかで『お籠り(おこもり)ボイス』という今世紀最大クソダサネームを勝手に与えては、繰り出されるたびに心のなかで『お籠り!お籠り!』と連呼しまくっていたが、それが最高レベルに発揮されているのが Singularity。マジでこれ以上ないほどに籠もりまくっている。籠もりの限界突破。(※最大の賛美です)

テヒョンの声はメチャクチャディープなのに、重くないのが不思議だなぁと思っている。むしろ軽やかな感じ。やさしくて心地良い。

何の音なのかは分からないけれど、曲中 高頻度で入っている低音の『ズーン』と響くような音が曲全体の重心・軸になっている感じがあって、すごく好き。テヒョンの声が軽やかでふわりとしているので、こういう音がベースとして入っていると曲全体が引き締まると同時に、ディープさも引き立ててくれているような気がする。味が濃ゆくなります…うまみ…



2位 Outro : Ego

個人的に、ホソクさんの希望的な ハッピーな側面の良さがまるごと全部出た曲だと思っている。メチャクチャに好き。

ホソクさんの声って誰が聴いてもおそらく個性的なほうに分類されると思うのだけど、なんというか、ミルフィーユみたいだな〜〜〜というのが私の印象。何層も重なっている感じ。それを硬く出すか柔く出すかでかなり雰囲気が変わってくるのがすごく魅力的だなぁと思う。


その元々の声の特徴にプラスして、Ego では編曲段階でさらにいくつも声を重ねるようにつくられていて、聴いていてとにかく厚みを感じられるのが好き。たくさん重なっているのでゴチャゴチャ ガサガサするのかと思いきや、どのフレーズもフェードアウトするようにフワ〜っと フチがない感じにつくられているので、やりすぎ感がなくてバランスがメッッッチャ良い。良すぎる。塩梅の天才。
サビをほぼメロディーで構成して、ボーカルをあまり入れなかったのもゴチャの回避になっているような気がする、気がするだけよ!!!全部一個人のただの好きポイントだからネ!!!!!

MVもそうだけど、曲全体を通して表情がコロコロ変わっていく感じ(テンポだったりトーンだったり…)が、まるで絵本をめくっているようですごく楽しくなれる曲。



1位 First Love

ヨシ、終わろう。

お疲れした!!!!!!!!!!


え?曲名出したよ?なんで?なんか書かないとダメ?パスできないの???ねぇなんで?????


…コッ、コココ、こ、声ガ_________ピー


私はユンギさんの声が病的に好きなんです。

聴けないのです。First Love は聴けないリストの上位常連曲なのです。

ユンギさんは紙やすり、それもかなり目の荒い紙やすりのような声で歌う人だなと私は思っていて、すごくザラザラしていて鋭利で、聴いている人はもちろん、ユンギさん自身も傷を負うんじゃないかと思ってしまうような、そんな印象の声なのです。

人によっては不快に感じるかもしれないけれど、私にとってユンギさんの声は血、 "血液" を思わせるもので、傷も作品として美しいものとして提示するというよりは、傷口をそのまま、もしくは えぐるようにして生々しくそのものを突き付けてくる感じ。同時に聴いている人の何かを問答無用でえぐり取ってくるような感覚もあって、とにかくメチャクチャ痛い。痛みが強烈すぎる。よしなよそんなの。

First Love は そういう、強烈な痛みが '曲に込めました!' という範囲すら超えて、入りきらずに吐き捨てられているかのようなところまでいっているのがもう、ハイ、えっと、アノゥ、とぅき…………………………………………………………………………………

ヒン…………………………………………………………………………



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最後あんなの(あんなの)でいいのか?

良くない気しかしないけどあの部分のせいでマジでHPが0に近い。推しって何?なんかこれ違くない?いいやもう終わろう。寝よう。寝させてくれ。

【 2022 まとめ 】
*グループ編
 1位 Outro : Wings
 2位 Ma City
 3位 Not Today
 4位 Black Swan
 5位 Am I Wrong
*ユニット編
 1位 Stay
 2位 Tear
 3位 Jamais Vu
*ソロ編
 1位 First Love
 2位 Outro : Ego
 3位 Singularity

好きなパート・フレーズ編も また今度改めてやってみます!!!!!

サポートの通知を目撃したときは涙と鼻水を渋滞させながら喜んでおります、読んでいただき本当にありがとうございます。感想はこの上ない励みに、サポートは新たな音楽を浴びにゆくきっかけになります。