【140字/空想】美しき飛行船の夢
黒々とした森の上を
花咲く丘の上を
砂糖菓子のような街の上を
真っ白な飛行船が緩やかに渡っていく。
まるで優雅な魚のようだ。
海が空になり空が海になった日
輝く鱗はこうして世界に残されたのだと
彼女が教えてくれた。
どんな変化の中にも
必ず喜びは見つけられるから。
そう言って微笑む彼女は美しかった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?
黒々とした森の上を
花咲く丘の上を
砂糖菓子のような街の上を
真っ白な飛行船が緩やかに渡っていく。
まるで優雅な魚のようだ。
海が空になり空が海になった日
輝く鱗はこうして世界に残されたのだと
彼女が教えてくれた。
どんな変化の中にも
必ず喜びは見つけられるから。
そう言って微笑む彼女は美しかった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?