【詩と日記】たまには悪態もつくけれど、僕は決して僕が嫌いじゃないよ
無慈悲とか残酷とか
理不尽とか絶望とか
そんな言葉知らなかったあの頃に
それでも
冷たくて寂しくて
痛々しい気持ちにさせられた
本の中のあれこれが
本当にこの世界にあることを
知ったのはいつだっただろう
いや
今だってやっぱり知りはしない
僕らが学べるものは
彼らが瞬きの合間に見た
白昼夢の重さにも匹敵しないだろう
だからと言って
渦中に身を投げることだけが
真実をつかむだなんて
馬鹿なことを考えてはいけない
だって
僕らは僕らにしかなれない
僕らは僕らであり続けろということ