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LDC Meet The Media:第8回『Precious.jp』

皆さま、こんにちは。CCI Lifestyle Digital CONNECTです。

今回は、LDCがとっておきのコンテンツメディアを紹介していく連載、
『LDC Meet The Media』の第 8回目となります。

本連載では、LDC編集部がコンテンツメディアの皆さまへインタビューを実施し、メディアの魅力やユーザーへの影響力、有効的な広告活用方法をご紹介します。

今回は「Precious.jp」編集長の能様広告局の中目様にお話を伺いました。

<ゲストプロフィール>

能 聡子 様
小学館『Precious.jp』編集長。
小学館入社より雑誌『CanCam』『DIME』『デジタル事業局』『美的』などを経て2020年より現職。


中目 優希 様
小学館広告局第二企画営業室主任。
小学館入社より週刊誌編集、ファッション誌の雑誌・Web双方の広告担当を経て2023年より現職。


Precious.jpとは?

能:ラグジュアリーをターゲットとした月刊誌『Precious』の公式WEBサイトで、基本的には本誌の世界観を反映しつつも、WEBならではの広がりを持たせてコンテンツを発信しています。本誌の方では「リアルラグジュアリー」という表現をしておりますが、同様にモードになりすぎず、カジュアルにもなりすぎない、実生活において参考にしてもらえるような立ち位置を目指しています。

能:私は以前美的.comの担当をしており、そこでは本誌の世界観を踏襲しながらも、1つのWEBサイトとして本誌の底支えができるような規模感で運営することを目指していました。Precious.jpにおいても、その経験を活かしてWEBの運営をしています。

「購買力」のあるユーザーが多い

能:購買力のあるラグジュアリー関心層が多いと感じます。というのも、
Precious.jpの記事を見て店頭に行かれる方も多く、記事に掲載されているコーディネートをそのまま購入してくださる方もいらっしゃると店舗の方から伺っています。

中目:日本に数点しかない高額なジュエリーを購入した方に購入理由を聞いた際には、「Preciousを見て購入しました」とおっしゃっていた方もいた
そうです。

中目:そうですね。2024年には本誌が創刊20周年を迎えますが、本誌が20年かけて培ってきたブランド力が、WEBへの信頼にも繋がっていると感じます。

また、真面目で勉強熱心な読者が多く付いてくださっていて、記事をしっかり読んでその商品が持つ背景やこだわりを理解したうえで、納得して購入するというプロセスを踏む傾向があります。記事の滞在時間や読了率からも内容をきちんと読み込まれていることが見て取れるのですが、実際にお会いした際もPrecious.jpから募集したイベントへ応募してくださる方の熱量は非常に高く感じています。

能:例えば、「商品をロンドンで見たのですがもう一度拝見したいです」や「あのデザイナーの時代のスーツを所有していたのですがもう一度着てみたいです」など…元々ブランドについての知識をお持ちでありつつ、さらにブランドのことを知りたいと思っている方がイベントに応募してくださいます。

中目:金銭的、物的メリットがあるからというよりも、ブランドのことがより詳しく知れること自体に価値を感じて応募をしてくださる方が多く、読者のブランドへの興味関心度合いの高さは、データ上でもリアルでも実感しています。

能:先ほどお話した通り、商品が持つ背景やこだわりをしっかりと理解することが好きな方が多いので、Precious.jpで発信する情報には納得感を持たせることを意識しています。

また、記事が掲載されるまでのやり取りにおいては、スピーディーかつ柔軟な対応を意識しています。人材育成にも力を入れており、コロナ禍で物理的な移動が制限されていた時期も、リモートを併用しながらも臨機応変かつスピード感をもって対応をしていましたし、どういった状況においても、常に編集部ひとりひとりが様々な選択肢の中で、正しい判断ができる体制ができています。

ユーザーの反応が良いコンテンツは?

能:ジュエリーや時計、ラグジュアリーのファッションに関する発信はいずれも興味を持って読んでいただいていますが、最近、特にユーザーの方に興味を持っていただいているのが、「一粒万倍日」です。

能:一粒万倍日にECサイトでお財布を購入された方は、Precious.jpからの流入がとても高いというデータをお持ちのブランド様もいらっしゃいました。

また、ラグジュアリーホテルに関する情報も興味を持っていただいていると感じます。コロナ禍においては、ホテル業を応援していきたいという思いのもと、アフタヌーンティーやテイクアウトの情報も頻繁に発信をしていましたが、コロナウイルスによる制限が緩和されてきた現在においては宿泊情報に加えてイベント情報などもユーザーの反応が良いトピックスの1つになっています。

Precious.jpの強みは、「LINE」!

能:はい。現在、LINEのお友達数は83.8万人(2023/11/7現在)に上り、ラグジュアリーをメインに、ファッション、美容や食、旅などの情報を毎日お届けしています。

毎日情報をお届けする中で、「どういったものに反応される方が、次にどういった行動をしていらっしゃるのか」や「どういったクリエイティブの反応が良かったのか」など、情報をお届けするたびに、見返しています。

ブラッシュアップの甲斐もあって特にこの3年で反響が手に取るように良くなり、LINEの広告メニューをご出稿いただいたクライアント様からは「やってよかった」というお声をいただくことが増えました。

中目:紹介する商品の価格帯が高いこともあり、不特定多数の方に配信するのではなく、LINE等を通じてラグジュアリーな情報を求めている方にピンポイントに情報を発信することが、ユーザーの購買力の高さに影響しているのではないかと思っています。

今後の展望

能:先ほども少し触れましたが、Preciousの本誌は来年の3月で20周年を迎えます。来年は大きな試みも多数企画する予定ですので、楽しみにしていただければと思います。特に、周年を迎えられるブランド様がいらっしゃれば、ぜひ何かお取組みをさせていただきたいと考えておりますので、お気軽にお問合せください。

中目:今後はファッションやコスメだけではなく、ラグジュアリーなライフスタイル分野全般の発信にも力を入れていきたいと思っております。お酒や旅行、自動車、家電なども含めPreciousのリアルラグジュアリーな世界観の延長線上にあるライフスタイルそのものを提案していけるのが理想ですね。こうしたユーザー層に是非届けたいという広告の相談がございましたらぜひお問合せください。

能:今や手法が豊富過ぎて、何を広告キャンペーンの目標にすべきか分からない、また目標はあるが手法とクリエイティブが見えづらい…という場面はデジタル、そしてラグジュアリー領域において、昨今多く見られるようです。

新店舗オープンに、ECサイト集客、著名人起用キャンペーンの認知、SNSアカウント集客、LINEの”友だち”獲得から、店舗のリーフレット配布に、大掛かりなCSRまで…。WEBへの掲載はもちろん、LINE、メルマガ、Instagramを中心としたSNSプラットフォーム、さらに動画制作と拡散、およびオンライン・リアルを問わず実イベントまで、多彩な手法でお応えします。


LDCでは今後も、コンテンツメディアの情報を皆さまへ発信してまいります。具体的な広告プランニングのご相談は、下記までお問合せください。

■お問合せ:ldc@cartahd.com

筆者:昆 双葉

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