ゲーム会社が新たな拠点を作るときの準備について
みなさん、こんにちは開発支援課マネージャーの「樫野」です。
昨日(2024/2/1)サイバーコネクトツーの新拠点、大阪スタジオがオープンしました。
今回は大阪スタジオの準備のため、現地で行った作業について紹介します。
年明けの初日は福岡本社ではなく、大阪スタジオに出張してきました。
2023年内に内装工事やネットワークの配線などほとんど終わった状態だったので、大阪スタジオで必要となる機材の設置・設定や、大阪スタジオ内の設備の確認など現地に行かないと出来ない事がメインの作業になります。
福岡本社側で予め設定を行ってから大阪スタジオに発送した機材は、電源とLANケーブルに接続して起動し、動作確認を行いました。逆に大阪スタジオに直接納品するように発注した機材や、現地の設備との連携が必要な機材(大阪スタジオに設置されたネットワークカメラの映像表示用機材など)に関しては、大阪スタジオに来てからセットアップ作業を行いました。
福岡本社と大阪スタジオ間のネットワーク通信を可能にする拠点間VPNがまだ開通していなかった為、大阪スタジオに来ないと設定できない機材の対応をするのが今回のミッションの一つで、NASの組み立てとセットアップ作業や、大阪スタジオへの赴任者用のPCのセットアップ作業なども行いました。
もう一つのミッションは大阪スタジオの設備が、業者さんに依頼した通りに出来ているかの確認です。
ミーティングルームの壁に設置されたディスプレイや、それに映像を出力するための装置の確認、プロジェクター、スクリーン、AVアンプなどの装置の動作確認、そして大阪スタジオ内に張り巡らされた有線LANケーブルやWiFi環境の確認などです。
去年行った社内ネットワークの10G化の工事とは違い、今回の大阪スタジオはゼロからのネットワーク構成を検討できたので、福岡本社、東京スタジオのネットワーク構成をしてきた経験を元に、シンプルな構成に改善したネットワーク構成に出来ました。
大阪スタジオが完成した際には大阪スタジオにある機材(サーバーやネットワーク機器)を、東京スタジオと同様に福岡本社からリモートで運用管理をしたいので、なるべく現地で物理的に操作しなくても設定変更などの対応ができるように仕組みを考えてあります。まぁ、それでも現地のスタッフに物理的な操作(電源ボタンを押してもらうなど)を依頼しないといけない場合もあるので、完全なリモート管理への道のりはまだまだ先の話ですね。
リモート義体が使えたら便利なんだけどなぁ。