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アンガーマネジメントというメンタルコントロール

皆さんこんにちは。かずまです。今日はいつもと方向性をかえて、ちょっと真面目なお話です!🐻
皆さんは「アンガーマネジメント」という言葉をご存じですか?

どの職種にも共通する内容ですが、業務中に思うようにいかなかったり、トラブルに見舞われたり、時として感情的になってしまう場面は誰にでもあるかと思います。

そんな時に有効なのが「アンガーマネジメント」といわれる感情のコントロールを行うことです。

怒りといっても多種多様で、「イラっとする」「むしゃくしゃする」といった怒りから「落ち込む」「やる気が低下する」といったいろんな形があります。


「怒り」のデメリット

例えば、ひとに注意するとき「大きな声を出す」「ものに当たる」「反論の隙を与えず言葉で責める」などが起きた場合、怒られた本人のみならずそれを見たor聞いたほかの人にまで影響を与えてしまいます。

特にチームとして何かを行っている場合、他者を巻き込んでチームワークの乱れや人間関係を悪化させ、怒ってしまった本人にもストレスとなって悪循環になります。

逆も同じで、注意されたことに対して憤りを感じて粗暴な態度をとったり、やる気のない言動をとってしまうことで信頼関係の破綻にもつながり、結果としてマイナスしか生み出さない事態にもなってしまいます。

「自分の価値観」という名の尺度

自分が怒るとき、それは自分の中にある「ここまでは許せる」範囲を超えたときに態度となって現れます。先にも記したように、単純に怒りといっても不安感や焦燥感、疲労や空腹など様々なパラメーターのマイナス要素から苛立ちへと変わっていきます。

自分が誰かに対して怒った時、怒られて不適切な態度をとってしまった時、その時の自分は「正しい感情であったか」を見直さなくてはなりません。そしてその時の自分は、どの感情が原因で起こってしまったのかを探ることが大切です。

「怒り」のセルフコントロール

ドラマ『チェイサーゲーム』を例としてあげると、第一話でやべきょうすけさん演じる穴井昭廣が怒りのあまり手を上げそうになった時、数字を数えて自身を落ち着かせるシーンがあったかと思います。
これは単なる演出ではなく、アンガーマネジメントの中でとても有効な怒りをコントロールする方法の一つです。

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© 「チェイサーゲーム」製作委員会

一般的に「6秒ルール」と言われ、まさに今怒ってしまいそうになった時、深呼吸をしながら6秒数えると、落ち着きを取り戻せるというものです。何も大きな声を出して数える必要はありません。目を閉じ、心の中で数えるでも構いません。手をグーパーしながら深呼吸するのもとても良い方法の一つです。

自分なりのストレス発散方法の確立

日々生活をしている中で、怒りを感じることは仕事だけではありません。現代におけるネット社会において、SNSや報道によって傷ついたりイラっとすることも多くあります。そのなかでいかに自分のストレスを発散できているかが大切です。

オンラインゲームに熱中するもよし。ランニングをして汗をかくもよし。釣りや山登りなどのアウトドアにチャレンジするもよし。アイドルのライブに行ったり、一人旅なんかもよいでしょう。自分の余暇活動を充実させることがメンタルコントロールをするうえで最大のポイントになります。

アンガーマネジメントとコミュニケーション

アンガーマネジメントをするうえで、もう一つ重要なのは「コミュニケーション」をとることです。人に相談する、悩みを打ち明ける、疑問に思うことは質問してみる。自分の中で納得いかない部分ができたとき、それを自分で抱え込まずに話すことがとても大切です。

指導する側も、どんな風に注意したら正しく思いが伝わるか近しい人に相談してみるとよいかもしれません。

指導された側も、同期や仲間に打ち明けてみるのもよいかもしれませんね。

そして、お互いに意思疎通を図ることです。一方通行になっていないか、自分の考えを的確に伝えられているか、しっかりコミュニケーションをとることで案外あっさり解決できることがあったりするものです。


いかがだったでしょうか。
私は以前、介護の仕事をしており、スタッフ向けにアンガーマネジメント研修を行っていました。怒りのきっかけは些細なことでも、うまくコントロールできずに大きな問題になってしまうこともあります。

自分を正しくコントロールして、円滑にコミュニケーションをとることで生産性向上にもつながり、仕事に対しての意欲も増えていくと思います。

まずは小さなことで構いません。手をグーパーするだけでも、呼吸を整えるだけでもいいですから、少しずつ実践してみてください😀

東京スタジオ🐻かずま


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