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新生活を無理なく過ごすためには

入学、入社、結婚、転居など新生活をスタートした皆様へ
4月からの新生活ですが早くも最初の1週間が終わろうとしています。
お疲れではないですか?ひょっとすると疲れが出ている頃かもしれません。
変化に興奮してハイテンションになっている人もいるかもしれません。

新生活に限った話ではありませんが、人は短期間で自分にできることを過大に見積もりがちです。生活習慣を整える、運動習慣をつける、バイトをする、勉強時間を確保する、青春を謳歌する、仕事で成果を出す、上司に認められるような取り組みをするなどなどこの1年間で自分に課すタスクは膨大になりがちです。残念ながらそれらのすべてを続けてやることは困難であり、仮にできても疲弊することでしょう。うまくやれないと自分はなんてダメな人間なんだと落ち込んでしまうかもしれません。でもそんなことは決してありません。1年でできることには限りがあるのです。同時に人生は多くの場合長期戦です。先ほども伝えましたが、人は短期間でできることには過大に見積もるのに長期間でできることは過小に見積もります。数年単位で計画を立ててみるのも良いかもしれません。1年目に課しているノルマが多すぎることはないでしょうか?周りが猛スピードで進んでいるように見えてもあなたはあなたのペースで進むことをお勧めします。
 私は新生活を始めた際には、無理せずただ新しい環境に馴染むことを目標にしています。正直言って目立ちませんし期待もされません。可もなく不可もなくといった評価をされることもあります。正直、1年目の評価はあまり気にしていません。頑張りすぎて途中でやめてしまっては振り出しに戻ってしまうのです。3年目くらいになって余裕が出てくると、自分にしかできないことをやるなど少しペースアップします。周りは逆に疲弊してかペースダウンしていることも多いので一気に追いつきます。競馬で言うところの「差し脚」といつたところでしょうか。
 ロングスパンで考え今できることを着実に行うことができるようになると途中で息切れすることが減ります。経営にも同じことがいえます。勢いもある程度は必要ですが勢い任せだど長続きはしません。ここぞというタイミングが来るまでは無理せず自分のペースで過ごしましょう。

人生は想像しているよりも長いです。学生時代は1年の差が大きいですが社会人になると1年差は誤差です。例外的に、スポーツや部活など時間や年齢制限があるものは大変になります。

認知行動療法カウンセリングセンター

認知行動療法カウンセリングセンターでは新生活でのトラブルやペース配分について対面もしくはオンラインでご相談をお受けしております。


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