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Wリーグファイナルゲームを終えて

こんにちは!
Sportszoneの望月です。

いのまた先生ありがとうございました。
テイルズは私の青春です。
デスティニーのChaosモードソロプレイが懐かしいなぁとしみじみ。
バルバトスノーダメージ撃破を狙っていた日々が思い起こされます。

ご冥福をお祈りいたします。

悲しい気持ちもありますが、
元気出していこうと思います!


・BIG GAME

さて今回は実況仕事の話。
先週の日曜日にWリーグ、
富士通レッドウェーブvsシャンソン化粧品シャンソンVマジック
Game2を実況
させていただきました。

勝てば富士通のレギュラーシーズン首位通過が決まる大事な一戦。
スタッツはこちら↓

70-63で富士通が勝利。
富士通がGame2に続き連勝を飾り最後は見事にホームでの首位通過を決めました。
16年ぶりの首位通過とのことです。

ちなみに、16年ぶりか17年ぶりかで各所で数字が違いますが、
23-24シーズンの「23」を主語にしたので放送では16年ぶりと言いました。
テーブスHCもインタビューで「16年ぶりやで~」と言っていたので、
16年ぶりが正しい?のでしょうか。。。
有識者の方教えてください🙇‍♂️

試合を見てみると、
富士通はキャプテンの宮澤が30得点11REBの大活躍。
テミトペも13得点11REBのダブルダブル。
さらには町田が13AST。

とにかく町田選手のプレーが多彩でした。
ドリブルやポジショニング、味方の使い方、
そして代名詞のアシスト、、、
素人の私でもわかるくらい際立っていました。
他のチームは町田選手に対してどう対応するかがプレーオフではカギになりそうです。

シャンソンはウチェ、鷹のはし、山本が2桁得点、
ウチェは19REB(11OREB:9DREB)でダブルダブルも達成。
チームは前半23点に抑えられましたが、後半は40得点。
シャンソンの爆発力を見ました。

ウチェは相変わらず脅威的なスタッツ。
本人曰く将来的に帰化して日本代表になりたいとのことなので
楽しみしかありません。
京都精華中・高出身で今年20歳なので早くて帰化は今年か来年でしょうか?

Game1,2共にシャンソンが立ち上がり得点を重ねましたが、
そこから富士通が盛り返しリードする展開。
特にGame1はシャンソンは後半一度もリードできなかったので攻撃をどう機能させるかに焦点を置いていたように思えます。

解説の篠原さん曰く、
シャンソンはカッティング(得点を狙うためにボールを持っていない選手がポジションを取る動き。たくさんの種類がある)や、
エリアへのドライブ、シンプルなウチェへのピック&ロールやスペインピック(スクリーナーのダイブに対して3人目の選手がスクリーンをかけること)など、
攻撃のオプションを上手く出していきたいとのこと。

Game2は後半に3Pも高確率で決まっていました。
前半からそれを出せていたら勝敗は逆になっていたかもしれません。
むしろ最初の3P成功まで約29分かかっていましたので、
それにもかかわらず7点差というのはやはり強さを感じます。

・リーグ最終節の展望

今シーズンのWリーグは最終試合までどこが優勝するか分からない大混戦のリーグ戦になりました。
土曜日のGame1が始まる前時点の順位表がこちら。

引用:バスケットLIVEより

このデッドヒートたるや。
上位3チームが勝率で並び、当該チーム間でのゴールアベレージ(得点÷失点)で順位が前後する形。

上位3チームに首位通過の可能性が残されており、(※当時デンソーは自分たちが2連勝、富士通連敗、ENEOSvsトヨタ自動車が1勝1敗で3チームが22勝4敗で並んでもゴールアベレージで下回るので可能性なし、だったはず。)
一つでも上位で通過するためにどのチームも負けられない1戦。

富士通とシャンソンに焦点当ててみると、
富士通は連勝なら2位以上確定でSFからの登場。

シャンソンも首位通過の可能性は消えていましたが、
自分たちが連勝且つデンソーが2連敗なら4位浮上の可能性がありました。
5位通過だとセミQFからの登場ですが、
4位通過だとQFからの登場のため1試合減ります。

実況前の段階でこういったことは頭に入れますが、
考えているだけでも楽しい時間でした。
自分の認識がすべて合っているか不安なので細かいところは放送では明言しませんが、
こういったことを考えるのもリーグ戦終盤の醍醐味です。

最終的には富士通が連勝、
ENEOSvsトヨタ自動車が1勝1敗のため富士通が首位通過。
プレーオフの山はこうなりました。

プレーオフは3月30日から

トーナメントは8位まで優勝の可能性が残されるので、
今回8位だったアイシンも勝ち上がって優勝する可能性はあります。

順位表はこちら↓

3チームが勝率で並ぶ

最終節が始まる前に首位だったトヨタ自動車が4位フィニッシュ。
デンソーが2つ挙げて2位に。
何が起こるか分からないのは面白い。
更に星取表を見るとあることに気づきます。

最終ゲーム終了時点

最終節開始前まで上位5チーム(シャンソンまで)はそれぞれの上位チームに対し全て1勝1敗でした。
今回富士通が連勝したことで初めて上位5チームの中で2勝0敗が生まれ、その結果富士通が首位通過を決めました。

互角に相手に対して連勝をすることができるか、
または連敗せずにいけるか。
来シーズンもこれがカギになりそうです。

・Wリーグの実況


女子バスケは日清食品トップリーグやインカレで実況はしていますが、
Wリーグの実況は今回が初めて。
しかも富士通16年ぶりの首位通過が決まる大事な一戦での実況機会をいただきました。

Wリーグは全ての試合に実況が付くわけではないので普段実況の機会は多くはありません。
ですが、こうして実況の機会をいただくことでより深くWリーグについて調べることにもなりました。
リーグ戦最終盤の見ごたえたっぷりの攻防も非常に面白いものでした。

来期はどうなるか分かりませんが、
また実況の機会を頂けた際は今回よりもさらに知識を深めて臨んでいきたいと思います。

今年はパリ五輪もあります。
前回東京で銀メダルを取った日本代表が今年はその色を金に出来るのか。
期待しながら1バスケファンとして楽しみながら見ていきたいと思います。

ちなみに、
Wリーグはレギュラーシーズン1位のことは優勝とは言わず、
首位または1位通過と表現するそうです。
Bリーグでは~地区優勝と言いますがそうではない模様。
放送でつい優勝と言ってしまいすぐに訂正しました、、、
失礼致しました🙇‍♂️

帰り際ににぎわう等々力緑地を眺めながら、
こういった基本的なことも含めまだまだ勉強していく必要があると感じさらに楽しみが増えました

日々勉強ですね📝

夕日が映える等々力緑地

それでは!








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