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評価されることを喜べない人がマーケティングで成果を出せるのか?

もしあなたが世の中に対して、同僚に対して斜めに構える人なら金儲けは考えない方が身のためだ。斜めに構えるというのは、周囲の人から評価されるのを嫌がるという態度に他ならない。斜めに構える理由は?

評価されるために頑張るというのが恥ずかしいからなのか競争に勝つ自信がないからなのか知らないが、成果を出すには平均以上の能力がなければできない。だから人間として生きていくために必要な平均値を分かっていないといけない。

そうでなければ身動きが取れない。右も左も解らないままクルマを運転しても燃料が減るだけ、時間が経つだけだ。センスがなければ右か左かも判断できないし安全も確保できない。未来を切り開くことなんて到底無理。

お金を儲けたい、遊ぶための金が欲しいと考えたり、余裕資金がないから起業できないとか、やりたいことをするには小遣いが足りないとか悩んでいるだけでは未来を切り開くなんて夢のまた夢。そこでマーケティングセンスの話。

マーケティングセンスとは普通に物事を捉えるということ。マーケティングセンスを磨くには、評価されることに喜びを感じる素直さも必要だということ。それを実行したら評価されるのが確定しているという仕事があるのなら実行したり受任者を探したりするのが世間様に対する素直な対応だ。

需要のあるところで対応すること。自分だけが満足することに意識を向けすぎないこと。誰かが喜んでくれるであろうことを蔑ろにしないこと。快適な生存環境を整えたいのなら、「わかる人だけにわかってもらえれば良い」という姿勢では誰にも分かってもらえないと悟るべき。

“だって、デヴィッド・ボウイの出る映画だから、成功しないにしても、とにかく世界中のデヴィッド・ボウイ・ファンと、世界中の音楽業界の人は必ず見るでしょう。”

坂本龍一「Seldom Illegal 時には違法」1989, p165より

山口さんから学ぶことが多い今日この頃です。

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