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勉強の仕方

GWもあと少し。皆さんどのように過ごされてますか?
私は前半で帰省、3日間仕事をはさみ後半帰省せず
「春の断捨離祭り←パン祭りにかけて。。。」そして
医療通訳の学習に目一杯時間を使っています。

さて、、、題名の通り
【勉強の仕方】について今日は綴っていこうと思います。
昨年からもう少し医療通訳をスキルアップさせたいとテキストやYOUTUBEのロールプレイ動画で勉強中です。
学生時代にあんなに勉強嫌いだったのに大人になると不思議だなあ・・・と
一人で考え込んでいました。

そんな中で思ったのは「勉強が嫌い」だったんじゃない。
「勉強方法を指定されることが嫌い」だったんだ!と思い出しました。

記憶を遡って中学生の頃。
国・数・英・社・理の5教科で好きなものは国語、英語、社会。
そして各科目のノートを作ることが好きでした。
ただし授業中に自分が納得できるノートは作れない=教科書にひたすらメモとラインマーカーで要点整理。お陰でいつも教科書は書き込み満載で知らない人が見たら落書きに見えたのかもしれません。

その教科書の落書きのようなメモでノートを作る→自然と復習の時間と疑問点が出てくる→翌日に先生に聞きに行く。
我ながら効率良く勉強していたんじゃないかな〜と自画自賛(笑)

それが否定されたのがちょうど中学2年生の頃。担任ではなく生活指導教諭が抜き打ちでやる手荷物検査でしこたま怒られました。
「教科書はらくがき帳じゃない。買ってもらった親御さんに申し訳ないと思わないのか」その他諸々。
思春期真っ只中でこちらの言い分も聞かずに否定する言葉に私は泣きました。。。とはならず「ムカつくんで帰ります」とプンプンしながら早退。
急に帰宅した娘に母ビックリ。事情を話し母は「ノート見せなかったの?帰ってきて教科書のメモでノート作ってる事は言ったの?」と。
言う間も無くずっと怒られたと言い「あの人(生活指導教諭)が謝るまで学校には行かない。」と宣言し翌日から短期不登校開始。

私が恵まれていたのはここからです。
母がすぐに担任に連絡し事情を説明。担任も事情を把握しており当該の教諭に「彼女の勉強法は〜で」と既に説明してくれていました。
世代にもよるのでしょうか。。。とにかく”教科書は綺麗に使うべし”が当たり前の世界で生きてきた。それがこの生活指導の先生の意見です。

当時の私しは今より数倍頑固で気も強くて、とにかく「あいつが謝らないなら学校に行かない。」の一点張り。母が「じゃあ家に先生(担任)と来てもらうのは?」という提案に「何故にうちの家に入れるの?!絶対越させないで!」
母も担任も相当困らせました。

それが好転したのが1週間後。(私は全く記憶になく母によると・・・)
校長先生からお電話があり「元気ですか?ピアノ弾いているのかい?」←とても素敵な先生でした。生徒の事を本当に良く知っているというか記憶力が半端ない。※当時わたしはピアノが生活の一部くらい一生懸命でした。
その校長先生からの提案で
・職員室は狭い。
・生徒指導室も狭い上に椅子が硬い。
・校長先生の部屋でお話しませんか。
まあ、、、校長先生がいるならと譲歩し(←偉そう😂)母と学校へ行くことになりました。

諸々のこれまでの経緯を整理しつつ、時間をかけて話し合いをした記憶があります。
担任、校長ともに教科書の使い方について叱責はされませんでした。なぜなら各教科のノートを母が持参してくれていたからです。
※あとから母に聞いたのですが「ちゃんと勉強してる証拠を示さないと、ただ教科書の使い方が〜で終わるよ!」と用意周到でした。
結果的に私を叱責した指導教諭は謝罪せず「まあ勉強しているなら・・・」と歯切れの悪い返答。
それよりも担任、校長先生に「凄いね。これだけ綺麗にノートが作れるのはなかなか難しいよ。」と褒めに褒められ気分良く帰宅しました。
母に「あの先生、結局謝らなかったね」とポツリ。

この経験もあり高校、大学、そして国家試験と様々な勉強が人生でありましたが「これがオススメ!」「○○日で制覇!」と謳い文句の参考書には一切手を出さず、教科書こそチープで最高の参考書かつメモ帳として使って来ました。特に大学は医療系のため教科書も高い!そして参考書も高い!
実家は特別貧乏とかそんな風ではありませんでしたが、自分に合うかどうかわからない参考書を買うなんて無駄すぎると思ってました。
母は私が遠慮をしているのかと思い「何かほしい参考書あったら言いなよ?」と気にしてくれていました。
欲しい参考書ね〜。と考えたものの「無いわ。教科書と過去問で十分」とそのまま国家試験まで突き進みました。

長くなりましたが結論から言うと
私の勉強法は【Simple is best!】です。
自分でコントロールとマネジメントができる範囲のテキストが私には合っています。
ここ数年でSNSの普及もあり勉強系のインフルエンサーが「勉強法」を発信していますが「あなたに」合うとは限らないと個人的にいつも感じています。
【参考】にしつつ自分流の勉強法をカスタマイズする事
そして「短期間で!」や「1ヶ月で!」などの言葉に引き込まれない事。
私自身、時々自分の学び方に悩む事もあります。ちょっと別の方法も
試そうと試みた結果、全く集中できず元に戻す。

効率化が何より求められる今の社会ですが
地道に、コツコツ、チリツモが私には一番しっくりくる学び方です。
余談ですが表紙の画像はチャーリー・チャップの言葉です
「クローズアップで人生を見ると悲劇だが、ロングショットでみると喜劇である。」
当時の校長先生が教えてくれました。今はあまり良くない思い出だけど、大人になったら変わるかもしれないよ。と。

長くなりましたがこれにておしまいです。
Have a good day!


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